38 〜黒尾鉄朗 ページ39
黒尾サイド
AAとの出会いは偶然だった
宮城に着いて早々研磨が迷子になった
ったくだから歩きながらゲームするなってあれほど言ったのに
そう思いながら研磨をさがしていたら俺が歩いてる道のちょっと先に見知ったプリン頭を見つけた
先にコーチ達に研磨発見とメールをして足を進めると突然前を歩いていた女子が振り返りバチっと目が合う
同い年くらいか？ロングで美人系俺のタイプだったから笑って返したがすぐ前を見て歩き出し何を思ったのか端により縮こまって研磨たちの横を通り過ぎた
その奇行に思わず笑いそうになった
２回目は烏野との練習試合の時にウォームアップをしていたら気づけば体育館にいて驚いた
カメラを持っていたから例の写真を撮りたい子ってあの子だったのかと思った
試合が始まりしばらく俺達の邪魔にならないように写真を撮っていたが第一セットが終わった頃には観客席に移動していた
試合が終わると俺に話しかけてきたどうやら差し入れを持ってきてくれたようだ律儀だなわざわざと思う
そして俺にお願いがあると言った
黒尾｢え、俺に？デートならいつでも歓迎だけど｣
A『ち、ちがいます！さ、3番さんに一生推します応援してますって伝エテクレマセンカ…』
やっくんのファンらしい
せっかく同じ体育館にいるんだしと思って夜久を呼んだ
Aは動揺したように夜久の方を見た
おそらく目が合ったんだと思う一瞬で顔が真っ赤に染った
Aが逃げようとしたが俺はブレザーの後ろの襟をつかみ引き止める
振り返って睨まれたがチワワに睨まれたように感じてまるで効果は無い
黒尾｢やっくんも直接聞いた方が嬉しいと思うんだよね〜｣
何とか逃げようとジタバタしていたが突然掴んでいたブレザーが軽くなる
A『無理ですごめんなさいー！！！』
猛ダッシュで逃げていった
ブレザーの裾から腕をスポッと抜いて
夜久「お前何やらかしたんだ？」
たぶん近ずいてくる夜久に耐えたれなかったのだろうどんだけ好きなんだ
黒尾｢俺はなにもやらかしてないですー！！｣
夜久｢じぁあの女子はなんで猛ダッシュで逃げてくんだよ｣
黒尾｢やっくんに一生推しです応援してますって伝えてくれって頼まれたからやっくん呼んだら逃げられた｣
夜久｢お、俺？それはありがたいなぁ｣
夜久が照れたように笑いながら言う
とりあえずこのブレザーどうするか…
俺は手に持ったブレザーを見つめた
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朱音(プロフ) - 転生系のお話なんどか読んだことがあったのですが、このお話がダントツで面白くて一気に読んでしまうぐらい大好きになりました！！！自分のペースで頑張ってくださいね。応援しています！！ (2020年11月27日 3時) (
レス) id: 3e330fcded (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 推しは宮ツインズです！これからも無理せず頑張ってください！ (2020年11月26日 0時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんり | 作成日時：2020年11月18日 22時
