手癖の悪いハイエナくん ページ17
カリムのクラスの授業を終えてクルーウェルと次のクラスへと向かう。
俺の授業はなかなか好評だったようで授業が終わったあとわざわざわざわざ分かりやすかったですと言いに来てくれる子達もいた。
その子たちにはそれは元々君たちが出来る子だから俺の授業も理解出来たんだよと言ってつい癖で頭を撫でてしまったが何やらはわ…と声を上げていた。
お兄ちゃん…と聞こえた気もするが嬉しそうだったので特に気にしないことにする。
ドンッ
｢あ！ごめんなさいっス！大丈夫っスか？｣
廊下を歩いていると誰かとぶつかってしまった。
｢ああ、大丈夫だよ。俺こそごめんな？しっかり見てなくて…怪我とかないか？｣
｢俺は大丈夫ッス！それじゃあ俺は授業あるんで！｣
ぶつかってしまった子に怪我がないか確認しようとしたらその子は急いでパタパタと行ってしまった。
｢お前がぶつかられるとは珍しいな。｣
クルーウェルにそう言われる。
そう、俺は普段意識して近づかない限り近づこうと思わなくなるタイプの軽い認識阻害魔法を自分自身にかけている。
これでも1つの企業の社長な訳で偶然を装って殺そうとしてくる刺客や
まぁ、あの子がぶつかってきたのはそういう事だ。
あの子のクラスは多分B組なので次は俺の授業だ。ちょうどいい。少し注意してあげないとな。
そんなわけでB組について授業を初めて始めはA組と全く同じ反応をしていたが徐々にA組同様慣れてきたらしい。
先程ぶつかった子はハイエナの獣人のラギー・ブッチくんと言うらしい。
目が合ったが動揺する様子もなくこちらが財布を盗られたことに気づいてるとは思ってもいないようだった。
確かに俺もあの魔法をかけていなかったら気づかなかったくらい鮮やかな手口で何回も繰り返し手馴れてるんだろう。
それから普通に授業を終えてブッチくんの名前を呼ぶ。
｢授業はここまで！明日からはクルーウェルの授業になるだろうから授業形式も変わるかもしれないけど俺よりずっと教え方上手いだろうから安心しろよ！
あと、ラギー・ブッチくん。ちょっと廊下の方来てくれるか？｣
｢俺っスか？｣
自分がなんで呼び出されたのか分かっていないような様子から余程自分の腕に自信があるのだろう。
そうだ、と言って廊下へ連れ出す。
｢さて、俺の財布を返してもらおうかな？｣
俺が甘やかす理由→←後付けの設定とお詫び(最後に短めの番外編あります！)
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レインコート - はっ､､､！超天ちゃん！？ (10月15日 15時) (
レス) @page26 id: 743bb0d751 (このIDを非表示/違反報告)
珂穏(プロフ) - 退会してしまわれたのでしょうか？さっき一気読みしてとても楽しく読ませて頂いていたので悲しいです。またいつか会えることを願っています (2021年8月29日 0時) (レス) id: 011a9201d8 (このIDを非表示/違反報告)
ガスマスク（マリー） - まじあたしもジャミル全肯定botなった（笑） (2020年7月11日 21時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
@ペストマスク(元蓮華籠)(プロフ) - セドナさん» あ、ほんまや…ご指摘ありがとうございます！直してきます！ (2020年7月1日 22時) (レス) id: 505d1a73bb (このIDを非表示/違反報告)
セドナ(プロフ) - こんにちは。いつも更新楽しみにしてます！指摘なんですがブラットじゃなくてブロットだと思いますよ！ (2020年7月1日 21時) (レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
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