有岡くんの甘い毒牙。2

40.どういう関係 ページ1

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「知念くん、ありがとう。迷惑かけちゃってごめんね…」




帰り道、知念くんが運転する車の助手席に乗せてもらって。運転する横顔が涼介とはまた違ってかっこいいな、なんて。




知「ううん、僕こそごめんね、驚かせちゃったよね。…女の子の足に傷なんか残っちゃったらどうしよう」



そう言って不安げに私の足を見つめてくるけど、運転中だよ？知念くん。





「あ、ほら危ないよ、前見て笑」


知「ごめん笑」



…実はそれ、気になってた。

もしかしたら足に傷残っちゃうかも、って。





ヤケドしちゃったのは自己責任だけど、やっぱり傷は残って欲しくないな。……涼介、私の足好きだし。


こんなときでも私は涼介のこと考えちゃう。




「…今、有岡くんと何話してるのかなぁ…」




ゆったり流れる白い雲を窓から見つめてみた。

きっと今頃なかなかの険悪ムードで、裏有岡が出たり、しちゃうのかな。



変なことになってないといいけど…







知「……ね、Aってさ、ホントは大ちゃんとどういう関係なの？」



信号に捕まって一時停止。
赤のライトが光っている。


「…『結構親しい間柄』って、言ってたやつのこと…？」



有岡くんが勝手に言ったソレ。



さすが知念くん。勘が鋭い。
やっぱり知念くんには嘘は通用しなさそう。






知「明らかにA戸惑ってたし、なにか知られたくなさそうなことがある気がして」




…そんなとこまで分かっちゃうんだ。
右隣から知念くんの視線をすごく感じるけど、タイミングが良いのか悪いのか、丁度信号が青になった。





言ったらきっと変な空気になる。
でも言わなかったら、もっと変な空気になる。





私の勝手な考えだけど、知念くんは1番信用できそうな人だと思ったの。







「……私、涼介と付き合ってるのに……有岡くんに、キスされたの」





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有吉ゼミにもヒルナンデスにも知念さんが出てましたね！

相変わらず かわかっこいい知念さん…




らぶ！！！

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