距離感がおかしいアイツ【男主】 (ページ4)

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バグ4 ページ4

太一用として用意された部屋へ向かう2人

着いてすぐ、お茶漬けが冷めないうちに食べ始め、他愛のない話を繰り広げる

『眠い？』

凛「…」

コクリと本日2度目の小さい頷きを見て、太一は謎に満足し、茶碗を重ね机の端に寄せる

返事も出来ないほど疲れが溜まってるとなると、今すぐにでも布団を被せてやりたい

そんな衝動を抑えて、凛をベットへ招く

ほぼ寝ていたため支えるのに苦労したが、擦り寄ってくる凛が可愛すぎて、疲労など気にならなかったそう

気持ちよく眠っている凛の寝顔をしばらく眺め、床で寝ようと準備をしていると袖を引っ張られる

張本人はさっきまでぐっすり寝ていた凛だった

『どした、喉でも乾いた？』

凛「隣で寝て…」

寝起きなためトロンとした目、自分の発言に少し恥じらいを感じたのか頬が可愛いピンク色に染まる

これは流石の太一でもクるものがあった

甘えたな凛は非常に珍しい

これが最初で最後のデレかもしれない

と思った太一はすぐ了承し、凛の隣に潜り込む

180ちょっと超えの大男が2人1つのベットだと、流石に窮屈だ

が、そんな事気にせず正面から抱きしめる形になり寝る体勢を整える

『自主練さ、頑張るのはいいけど無理はダメ。強くなる為には練習ばっかじゃいけないからね、ちゃんと休みもとって、健康な身体でサッカーして欲しいな』

凛の丸い綺麗な頭を優しく撫でながら、呟く

既に寝ていた凛には届かなかったかもしれないが、自身の口から言えた事に良しとし、太一も眠りについた