距離感がおかしいアイツ【男主】

バグ5(1部修正) ページ5

後日

凛を部屋に戻し、いつものようにタオルとスポドリを配る

その後アンリに呼ばれ絵心の部屋に行き、今はBL(ブルーロック)ランキングを確認している

太一はほぼ上の空だが。

案の定アンリはキレる寸前



ア「太一くん一緒に確認してくださいよ」

『無理、俺こういう作業苦手』

ア「やれ」

『はい』



怒るアンリには手も足も出ないビビりな太一

それでもブツブツ文句は途絶えなかった



『250人以上のデータ管理なんかしたら頭爆発する』

ア「現在進行形で爆発してないので大丈夫です、口じゃなく手を動かしてください」

『なんでよ、おしゃべりしよーよ』

ア「1人でどうぞ」



ちぇ、ケチんぼ

と、また文句を言い始める太一だが集中力が出てきたのか、今は静かにデータ管理を進めている

が、直ぐに集中力が切れ1面びっしりとモニターで埋め尽くされた壁を見る

その前では、足を組んで焼きそばを啜る絵心の姿が



『絵心さんカップ麺飽きないの？』

甚「飽きない」

『すっげ』



関心する太一はデータ管理をほっぽかし、絵心の近くへ向かう

朝ごはんを食べていなかった太一はその焼きそばを一口でもいいので食べたかったらしく

「ちょっとちょーだい」

と、男にしては可愛げに言うのだった



甚「却下」



だが絵心にはそんなもの効かず、一言でバッサリと断った

でもめげない太一



『えぇ…いーじゃん、ちょっとだけ！一口だけ！』



最初こそ無視をしていた絵心だったが、ねぇねぇねぇとあまりにもしつこすぎる太一に珍しく折れ、スッと半分入った焼きそばのカップを横にズラした

しばらくモニターを見て待っていたが、全然食べ始めない太一を不思議に思い右に視線を向ける

そこで見た光景を目の当たりにした絵心は眉間に皺を寄せた

何故か

それは、目を閉じ口を開けて待っている太一が居たからだった














作者から

しばらく更新せず申し訳ありませんでした🙇‍♀️

気づいたらお気に入り100超えててびっくり

亀更新になりますがご了承ください

もしこのキャラと絡ませて欲しい！！ってのがあったら遠慮なくバンバン書いてっておkです👌

リクエスト的なあれですね

沢山くれると作者ネタに困らないんで宜しくです(てへぺろ)

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