花魁6 ページ7
A サイド
?「あんさんの名前は教えなくていいからわっちらの名前を聞いてください」
そう言ったのは金髪の男だった。
さっきまでずっと睨んできていたのに少し気を許したのかまっすぐとこちらを見つめてきた。
『…どうぞ』
ご勝手に。
という言葉は飲み込んで頭だけを後ろに向ける。
う「俺がうらた。で紫のが志麻、さかた…は知ってるんだよな、?黄色いのはセンラ」
名前を知ったからなんだ、という感じだが。
う「その、あんたのことはなんて呼んだらいい?」
好きなように呼べばいいのに。
『好きなようにお呼びください。』
では。と今度こそさろうとする前に一言。
『先程も申したとおり、角あたりの赤い襖の部屋には入らないでください。
もし、入ったらあなた達にどんな結末が待っていようと追い出します。
いいですね?』
淡々と冷たい言葉を並べて言うと4人は頷いた。
部屋はどうせ4人一緒じゃなきゃ志麻、?という男がなにか言ってきそうだ。
ずっと私の方を睨んでいたし、昔何かあったのだろう。
それに信頼させて裏切るって言ってたからきっと何度もそういう目にあったんだろうな。
…何度も、?
……ということは何度も遊郭を逃げ出しているということ、?
…じゃぁ、なんであの4人は殺されていないんだ?
そんなの…許されるわけないのに。
________
アンケート出しました!
良ければ投票よろしくお願いします!
新作参考アンケート【作品】
新作参考アンケート【人物】
735人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
東雲@スカパレBsc(プロフ) - 今回も面白かったです!次回も楽しみに待ってます! (2021年7月25日 21時) (レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
くらげの死骸 - 初コメ失礼します。更新ありがとうございます!これからの更新も楽しみに待っているので、自分のペースで頑張ってください! (2021年5月18日 4時) (レス) id: 34db508958 (このIDを非表示/違反報告)
美麗@ラ - 私も失礼します。USSSの花魁系がめっちゃ好きでこちらの作品もとても好きなんです。なので是非書ききっていただきたいです。でも、作者様がやはり大変というのなら託したりしてもいいと思います。 (2021年5月16日 11時) (レス) id: 898ecf2a8e (このIDを非表示/違反報告)
猫と音(プロフ) - とても好きな作品なので、続けてほしいです。ですが無理をしないようにしてください。他の人に託したり、辞めたとしても、それを責める人はいないと思います。 (2021年5月10日 23時) (レス) id: c786839454 (このIDを非表示/違反報告)
キングミカン(プロフ) - 初コメ失礼します。私はこの作品が好きなので、出来れば続けて欲しいです。ですが、貴方様の負担になるのならば続けないでください。自分の身を1番に案じて欲しいです。 (2021年5月2日 19時) (レス) id: 96f79cb953 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:とぁ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=5ee9fa7f2a7bd06bef7dcb77652f9a37...
作成日時:2020年10月11日 14時