花魁、拾いまして。【浦.島.坂.田.船.】

花魁12 ページ13

A サイド

『あ、ここらへん凸凹してるので転けないように気をつけてくださいね』

そんなに高い下駄を履いていたら転けてしまいそうだ。

せ「バランス力ならあるし転けるわけなi…うおわっ!?」

少し前を歩いていたセンラさんがクルッと振り返った瞬間後ろに倒れていった。

『えっ、ちょ！』

バッとセンラさんの腕を引くが女の私が男の人の体重を持ち上げられるわけもなく一緒に倒れ込む。

せ「いっ…ご、ごめん…」

大丈夫？と私の頭をなでたセンラさん。

…え

せ「手伝いに来たのに、お荷物になってもうたな…笑」

ヘラ、と笑うセンラさんが髪の毛を耳にかけたる。

彼の泥で汚れてしまった顔でさえ少しの動作で人をこんなにも魅了させる。

『いえ、汚れてしまったのではやく準備しましょう』

ね？というように立ち上がり手を引く。

せ「…ありがとう、ござりんした…」

そこからまた少し歩いてやっと風呂場につく。

なんだかここまでの距離がすごく長く感じた。

『あー…やっぱり薪が無い…』

斧を持ってきておいて正解だった。

せ「薪？」

花魁に薪割りの経験なんてあるわけないし危なすぎる…

『薪割り、したことないですよね…？』

一応、聞いておこうかな…

せ「＄huffleＡでやっとるから大丈夫やろ」

メ、メタイ…

せ「まだの人は買ってな☆」

ﾒﾀｧ((

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新作です！！

天気がいいですね。死にませんか?【urt】

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