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番外編 上杉Side ページ34

夏合宿から2日後。
黒木と一緒にこの間頼んでいたシャーペンをもらいに行くことにした。
ちょうど会議で新しい色で作ろうってなったときに提案してくれたらしい。
でも他の色が社員に人気で商品化はしなかったらしい。
世界に一本しかない色を手に入れることができた。
そして財布を出すと実験で作ったんだからいらない。と言われた。
何度か断ったんだけど、貰ってくれなかったら捨てる…
っていう一言でありがたくもらう事にした。
その後すぐに立花の家に行くことにした。
黒木は途中で俺を気遣って別れた。
黒木は話しながら励ましてくれた。
ガチガチに固まっていた俺は少し気分が軽くなった。
黒木に感謝だな。
立花の家までの道のりを歩いた。
玄関のチャイムを鳴らすと立花が出てきた。
立「え?!上杉くん?どうしたの!」
慌てた様子だった。
少し笑った。
上「これを立花に…」
俺はわざわざ黒木にきれいにラッピングまでしてもらったシャーペンを出した。
透明な袋だったから中身が見えていた。
立花は驚いていた。
受け取ってもらえるか心配だった。
立花はちょっと待っててと言って家の中に入っていった。
袋を持ってきた立花が
立「これ。上杉くんに。」
袋を見てみると俺と黒木で行ったショッピングモールの袋だった。
そういえば立花も七鬼と言ったって行ってたな。
袋を交換しあってあけると立花からもらったのは見たことのあるメーカーで形だった。
急いでポケットから出した。
やっぱり立花と同じメーカーだった。
立花は驚いていた。
立「持ち歩いててくれてたの?」
俺は少し照れた。
立「私もずっと持ってる。」
って言ってポケットから俺が貸したシャーペンを持っていた。
なんか余計に照れた。
少し話した。
俺と立花は同じことを考えていたことに少し笑えた。
立「この色のシャーペン始めてみた…」
その後家に帰って愛用していることは言うまでもない。
七鬼は、多分使っているの見て気づいただろうな。
他のみんなは俺と立花がめを合わせて軽く笑っていることに疑問を持っていた。
小塚は口を開けていて笑えた。
あいつは軽く笑っていた。
若武がうるさかった。
でもそんなに気にならないくらい気分が満たされていた。
帰りに黒木に止められた。
黒「ちゃんと渡せたんだな。
それにアーヤからもらったんだ…」
少し羨ましそうな顔していた。
少しすると後ろから呼ぶ声が聞こえた。
見てみると立花だった。
二人で家まで送っていった。
少しだったけど幸せな時間だった。

番外編 七鬼Side→←作者から 飛ばしてもらってよき



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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 夏、旅行 , 誕生日   
作品ジャンル:恋愛
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kz大好き少女 - 若武が若竹に・・・。 (2022年3月24日 15時) (レス) @page4 id: bfe81bac03 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 初めてで申し訳ないのですが、ページ37の『留年』ではなく、『留学』では?私も、同じ気持ちです!悲しいのか、嬉しいのか…あと、今回のアーヤ荒れてませんでしたか?荒れているというか、気持ちの上下が激しいというか。 (2020年7月16日 20時) (レス) id: 625977d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - すみません!ページ4の、「島崎さん」のところもでした! 何度もすみません! (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初めまして!  えっと、誤字を発見しました!  ページ3の、「集合」の、若武が、若竹になっていますよ! (2020年7月5日 17時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんリン | 作成日時:2020年7月4日 9時

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