探偵チームKZ事件ノートsummer vacation

帰り。 ページ32

彩Side
１０時ピッタリに若竹の別荘を出た。
結構楽しかったし思い出もたくさんできた。
帰りの座席は、行きと同じで隣が黒木くんだった。
若「アーヤの隣がいい！」
って言ってずっと叫んでたけど、
上「お前じゃあ余計に心配だ。」
って真剣な顔で言ってたし、
美「そこは心の友の場所でしょ？」
なんて言ってた。
小「決まった事はしょうがないよ。」
どこまででも穏便な小塚くんだった。
帰りのバスは偲ぶとでかけたときの話を振りかけられたり、黒木くんが王様ゲームのときに何を囁いたかの話題になった。
ほとんど答えたくなくって拒否した。
途中でサービスエリアに寄ってお昼を食べた。
殆どがラーメンを食べててラーメン屋さんに来たみたいだった。
そしてまた車に乗って家まで帰った。
もちろん話題はさっきの続き。
何度か上杉くんと若竹が喧嘩しそうになってたけど黒木くんが止めたりしていた。
色々とハプニングが会ったりしたけどこのメンバーで出かけられてよかったな…と思った。
若武の家についたのは１５時くらいだった。
そこから少し話して解散となった。
若武以外のメンバーが送ってくれた。
若「俺も送る！」
って言ってたけど家についてるから…それに私の家は少し遠いからっていう理由で断った。
他のメンバーは嬉しそうな顔をしていた。
そして私達の夏の旅はたくさんの思い出を残して終わった。

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