でかけた夜 ページ29
七鬼Side
立花とでかけたことをグループで報告した。
すると
若武 ふざけんな!
美門 二人だけずるいでしょ。
黒木 俺の大事な姫に何してるの?
小塚 僕たちのでしょ?
上杉 んで?
反応はそれぞれだった。
写真を少し送ると
若武 お前だけズリー。
黒木 七鬼何したかわかってる?
上杉 ふつーにツーショットもあるじゃん。
美門 俺もアーヤと撮りたい。
小塚 七鬼だけずるいよ。
これも反応はそれぞれだった。
なんか面白くなった。
写真は全ては送らなかった。
何ならその後すぐに送信取り消ししてやった。
一枚送って2秒したら消してを繰り返した。
案の定みんな保存はできなかったみたいだな。
でも多分一人だけ保存してるな…と思ってこっそり聞いた。
七鬼「黒木、写真保存しただろ?」
すぐ返事が来た。
黒「七鬼からって珍しいね。
保存はしたよ。」
やっぱりか。
黒「七鬼、他にも写真撮っただろ?」
図星だった。
なんでわかるんだ?
黒「送れ。」
とラインが来たけど、
七「無理。」
黒「言うようになったね?」
意味が分からなかった。
送りたくない理由は、2人だけの間での思い出として残しときたかった。と思うからだった。
こんな感情初めてだと思って画面に視線を向けるともう黒木からラインが来ることはなかった。
後日写真をコピーして渡すことにした。
そして夜ご飯ができたと島崎さんに呼ばれるまで俺は写真をメイドに命令して焼いてもらっていた。
写真を見ると表情がほころぶようなきがした。
また立花とでかけたいな…と思うようになった。
俺と立花の出会いはお世辞にもいいとは言えないところがあった。
けど今はそんなこと気にならないくらい。
手分立花には周りに影響力を与えられる人なんだな…と思うようになった。
11人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kz大好き少女 - 若武が若竹に・・・。 (2022年3月24日 15時) (レス) @page4 id: bfe81bac03 (このIDを非表示/違反報告)
LILY(プロフ) - 初めてで申し訳ないのですが、ページ37の『留年』ではなく、『留学』では?私も、同じ気持ちです!悲しいのか、嬉しいのか…あと、今回のアーヤ荒れてませんでしたか?荒れているというか、気持ちの上下が激しいというか。 (2020年7月16日 20時) (レス) id: 625977d4f0 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - すみません!ページ4の、「島崎さん」のところもでした! 何度もすみません! (2020年7月5日 19時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 初めまして! えっと、誤字を発見しました! ページ3の、「集合」の、若武が、若竹になっていますよ! (2020年7月5日 17時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんリン | 作成日時:2020年7月4日 9時