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翌日


たたっ………


「やっべ完全遅刻だ。まさか古文のゴリ松の授業で寝るとは……不覚(ふかく)


なげ〜よ説教


「ウィーッス」


ドアを開け挨拶をするとそこは火神がダンクを決めているところだった


目の前で


うおっっ!?


直後笛の音がなった


「ファウルよ、ちょっと火神君!!何やってんの!!強引すぎよ!!もっとまわり見て!!」


「チッ」


「ちょっ……何?やけにピリピリしてない?」


「最初は集中しているせいだと思ったんだけど……何かが違うんだ今までと……」


「プレイがやたら自己中ってゆーか。むしろ入部したての時に戻ったみたいな……」


「まるでまわりに頼ろうとしない。1人でバスケやってるみたいだ……」


「(ちょっと……どうしちゃったの火神君)」


「(………?確かに迫力(はくりょく)はある……けど、ビデオで見たのとずいぶん違うな)なぁ火神君。ちょっといいか?」


キュ……


「俺も早く試合に出たいんだけどさ、上級生だからって戻ってすぐだしてくれってのも横暴(おうぼう)だと思うわけさ。だからよ勝負してくんねぇ?スタメン()けて」


「は?」


「ハーだから、ヤなんだよあいつは!いつだって全力でバスケバカでボケててそんで、いつも何か企んでる」

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作者名:柚奈原 | 作成日時:2022年1月29日 9時

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