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外へ行くとき日向さん、達の話しを聞いてしまった
「そういえば火神の練習はどう思う?」
「ただの筋力アップ…じゃないだろ?」
「んーやってることはそれだと思うけど……たぶん、アイツの本当の力を引き出すためじゃないかな」
「え?」
本当の力、ねぇ
まさか、急いで外へ行くと跳んでいた
近くには高尾君がいた
『高尾くん何してるの?』
「いや、通り掛かっただけなんだけど……火神のジャンプ力はすげぇな」
『だよねぇ』
私もびっくりしたもん
「疲れてるし今はそんなもんね…今度は逆跳んでみて」
「え?」
「(……逆?)」
チャリーン
「っと」
『はい、どうぞ』
「ありがとう」
拾って渡すと後ろですごい音が聞こえた
バンッ
グラ…
「ってぇ〜あっ」
「わーバカ!強く叩きすぎよ」
ゴ
此方にゴールが倒れてきた
「危ないっ!!」
手を引っ張られ高尾くんの方に倒れてしまった
「ってぇ」
『え?だ、大丈夫!?』
「平気、立花さん、ケガない?」
『私は、大丈夫だけど…』
「俺も平気。心配しないで」
『う、うん』
でも、こんな男子に密着したの初めてだ!!
絶対今顔赤いよ〜!!
「(え、可愛い)」
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作者名:柚奈原 | 作成日時:2022年1月29日 9時