〜第一章〜 海 【歌い手】 2

【94】質問 ページ44

Aside


本番が始まり、中盤に差し掛かった。
真ん中の箱には沢山の質問が入っていて...

そう、質問コーナーである。



「さて、突如現れた天才【ピース】活動からまだ三ヶ月にも関わらず登録者が20万人。まだまだ伸び代のある期待の新人！がしかし、彼はまだまだ謎のベールに包まれています。と、いうことで！！」



『みんなの質問にみんなで答えます』
「歌い手質問コーナー!!」


タイトルコールとともに
拍手が起こる。



『入り口のQRコードから届いた質問約100問。そのうちの何個かを先輩と、答えていきたいと思います。たくさんの質問ありがとうございます！』

では早速、とセンラさんか質問をひいていく。



「好きな食べ物は！？」
「まだ開いてないです」
「wwww」



『センラさんの好きな食べ物って女じゃないんですか？』
「ピースくん強いってww」


するとセンラさんが僕を見て真顔で言う


「ピース、後で土下座な」


笑う顔がふざけているのが丸わかりで思わず笑みがこぼれる。


『すいませんでしたぁあ！！』

「はい！！質問は「年齢順に並んでください」お、優しい質問やね。」


「俺ら永遠の10歳だよな」
「うん。」
「そうですね」

なんやかんや言いながら並んで行く。


「お肌ぴちぴちだなおい」
『一番若いので？』
「やんのかこら」
『すいませんでしたこら』


次々と質問ん答えていき、最後の質問。
箱の中に手を入れて紙を引く。


『一番最初に会った歌い手さん、ボカロpさんは誰ですか？会ってみたい、会った事の無い歌い手さん、ボカロpさんはいますか？…kooLさん、どうぞ』

「唐突だなおいw」

「すごすぎるから、ピースは後回しやね」
「センラは知ってるの？」
「はい。その後に合流したので」
「ピースは運命がすごいな！！」



−数分後−



「さてさて、ラスボスになりましたね」


『なんか逃げ出したい』
「とっ捕まえるよ」
『luzさん怖い』



「初めて会った歌い手さんは誰なん」

『えっとですね、とあるボカロpさん(歌手)の方からの繋がりでまふまふさんとそらるさんとお会いしたのが初めてですね。』

「は！？何事？」
「運がおかしい」
「天才か」


何故か客席からも拍手が上がる。

「そのボカロpさんは誰」
『ハチさんです』
「恵まれすぎやろ」


ここからは出会いなどを話し後半に突入した。

【95】力→←【93】復活

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す