ずっと好き【豪炎寺修也】

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豪炎寺は数秒黙ったあと、女の子が掴んでいる手を振り払った



豪炎寺「ごめん、無理。」



さすがに女の子もこれ以上に粘る事もなく、涙を浮かばせて、テントの方へと戻って行った



豪炎寺はと言うとテントと反対の方向へ行っていた



1人残された、と言うか残った悠乃は、はぁーとため息をつきながらその場に座る



うわーっと悠乃は自分の頭をぐしゃぐしゃと思いっきりかいた



それは、一瞬、あの子が振られたのを安心した自分が憎かったからだ



豪炎寺くんってほんとに女の子に冷たい



あんな可愛い子でも無理なんて、私は論外だよ



女の子泣いてたな。そりゃあそうだよね。頑張って気持ち伝えたのにあの豪炎寺くんの反応されたら、誰でもきずつくよ



こんな事ばかり考えてたらどんどん自分が惨めになるだけだ



そう思って立ち上がり、テントの方へ戻った

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