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莉犬くんside
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Aさんは俺が "莉犬くん" であることを認めると、泣き始めてしまった。
「え、ご、ごめん!頭撫でたの嫌だった…?それともブラウニーのことでかまかけちゃったから…?」
咄嗟に手を引っこめる。
Aさんは顔を上げて、俺が引っこめたその手を両手で優しく包んだ。
「違うんです。莉犬くんに会えたのが嬉しくて。
嬉し泣きなんです。勘違いさせてごめんなさい」
Aさんの泣き笑いは、画像で見たときの笑顔より何倍も綺麗だった。
「…なら、良かったぁ。
でも嬉し泣きなんて、Aさん可愛いね」
Aさんは表情がコロコロ変わって愛らしい。
今の今まで泣き笑いだったのに、次は頬を真っ赤に染めている。
「な、なんで私の名前知ってるんですか?
そういえば、電車のときも私の名前言ってましたよね」
「だって俺もあのツイート見たもん。Aさんの顔写真のやつ」
俺がそう言うと、両手を俺の手から離して自らの顔を隠す。
「うぅ…莉犬くんにアレ見られてたなんて…」
恥ずかしがっているようだ。
「恥ずかしがらなくていいのに。
凄く、可愛かったよ?」
「…ま、待ってください。それ以上嬉しくなること言わないでください…キュン死しそうでやばいです…」
ほんとだ。頬だけじゃなくAさんの顔全体が茹でダコみたいになってる。
可愛い…。なんか、もっと、照れさせたい。
俺の言葉で照れて赤くなるAさんが見たい。
そんな悪戯心みたいなものが俺の中に湧いた。
「Aさんて、ほんと可愛い。
ね、Aって呼び捨てしてもいい?
俺、もっと仲良くなりたいな♪」
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暫く莉犬くんside続くと思います。
なんか最後の莉犬くんナンパみたいになっちゃいましたかね?私の中の莉犬くんと違うって思った方いたらすいません。
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ユメタン - めっっちゃ、面白かったです (2022年4月24日 22時) (レス) @page43 id: 456e981083 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよーん(プロフ) - 以前初めて読みまして、また読みたくなって一気読みしました!日菜さん、どうかこのコメントを見ていましたら作品を完結させて欲しいです!この作品大好きなんです続きが読みたいです...。twitterもフォローさせて頂いてますが、学生活お忙しいと存じますが応援してます (2021年4月19日 17時) (レス) id: f513fe2fe5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 1番大好きな作品です!!!!!!更新楽しみにしてます!応援してます!Twitterの方もフォロー失礼いたしました!!!!語彙力ないんですけど、本当に好きですから!!!!! (2020年6月3日 0時) (レス) id: ec94b4e7e3 (このIDを非表示/違反報告)
まど(プロフ) - 日菜さんの莉犬くん愛がひしひしと伝わってくるお話だと思いました!青い鳥の方もフォローしてひっそりと見させて頂いていますが…本当に莉犬くんが好きなんだなぁって微笑ましく見ています!夢小説は苦手だったのに日菜様だけは好きです!応援してます更新待ってます! (2020年6月2日 23時) (レス) id: c5cc66b24a (このIDを非表示/違反報告)
れもん - スクランブルエッグだけでなく、パンケーキをブラックマターにするのも、れもん氏は得意です。(は?) (2020年5月23日 10時) (レス) id: cf66eac031 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日菜 | 作成日時:2020年2月17日 16時