一目惚れされた【すとぷり】【莉犬くん】

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今日は朝から最悪だった。

昨晩のツイートは消し忘れてて更に拡散されてたし、大学行く前にあいつに殴られるし、
女の子の日にもなっちゃうし。

しかもやっとこさ授業終えて帰り道で疲れてるしお腹痛いし頭も痛いのに、帰宅ラッシュ。座れない。

今日は厄日ですかね。



空いてたとこに詰めたら前の座ってる人が赤髪の人だった。すとぷりを知らない人から見たら赤髪の人ってヤンキーの類になるんだろうか。

なんて考えてても腹部の痛みは増すばかり。思わずお腹に手を添える。もうほんと無理…。


「あの…座りますか？体調悪そうだし…」
赤髪の人が声をかけてくれた。
もしかしてバレたのかな女の子の日ってこと。
お腹に手当てるのあからさま過ぎた？恥ずかしさで顔が火照る。

思わず顔を逸らして「いえ…大丈夫です…ありがとうございます」と言ってしまった。

親切な人に最低だな私。すぐさま後悔する。

でもその人は優しかった。
「丁度足が痺れて立ちたかったんです、寧ろ座るの交代してくれると有難いなって」

言う前から既に席を立って私の横にいた。

空いた席を見て、座る前にお礼を言おうと赤髪の人を見た。



あれ、この人の顔…。



私がその人の顔を見ると、その人からも驚いた反応が返ってきた。








「Aさん…？」


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もし男の方が見ていたら(不快になった方いたら)ごめんなさい…！
女の子の日設定使ってしまって…作者も今日なってしまって思わず書きました(言わなくていい)

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