Murder on D Street 6 ページ6
あの後、無事に網から降ろされた太宰は一通り事件についての話を聞き、被害者の死体を見て驚いたように目を開く。
太宰「ななな、何てことだ。かくの如き、華麗なるご婦人が若き命を散らすとは………悲嘆でこの胸がはち切れそうだよぉ〜。どうせなら、私と心中してくれれば良かったのに〜………」
やっぱりな。絶対嘆くとは思っていたが…………予想通りすぎて呆れてくる。
箕浦「誰なんだ、彼奴は？」
乱歩「探偵社の同僚で………まぁ、ああいう男だ」
「歩くじさつマシーンだ」
太宰「しかし、安心したまえご麗人！期待の名探偵がきっと君の無念を晴らすだろう。ねぇ、乱歩さん？」
乱歩「ところが、僕はまだ依頼は受けていないのだ」
江戸川がそう言ったら太宰は「え？どういうことですか？」と不思議そうに被害者から俺達に目線を向ける。
やれやれ、早く帰りたいのに…………これじゃ、帰りは夕方くらいかな。
乱歩「この人(箕浦)に聞いて」
箕浦「探偵などに用はない。実際、俺の部下は私立探偵より余程優秀だ」
ふ〜ん…………優秀ね。なら、その優秀な部下とやらを見せてもらおうか。
「ねぇ、君」
警察官1「は、はい！」
「名前は？」
そう聞いたら、警察官1は礼儀正しく敬礼をしながら「杉本巡査です！」と元気よく答えた。
「じゃ、杉本君。箕浦の優秀な部下ならこの事件を最も簡単に解けるはずだよね？」
江戸川「よし、今から君が名探偵だ！60秒でこの事件を解決しなさい！」
杉本「えぇ！？」
江戸川「僕なら1分以内に解決できる。僕より優秀だと豪語するなら出来るよね？」
いきなりのことで戸惑う杉本に江戸川は「はい、あと50秒」と楽しそうに懐中時計を見る。
さてと、そろそろ犯人が証拠を何個か出すかもな。
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赤い桜模様の猫 - 僕的には、マフィアとの流れも気になります！続きお願いします♪ (2016年7月9日 14時) (
レス) id: 6c9b20ae92 (このIDを非表示/違反報告)
藍斗 - 遅くなりましたが、続編おめでとうございます 更新頑張ってください 応援してます (2016年6月30日 1時) (レス) id: 668560919b (このIDを非表示/違反報告)
天猫美菓(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年6月25日 13時) (レス) id: 62e3382ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊夜桜＊ | 作成日時：2016年6月25日 0時
