5話 ページ7
「どうやらナルト君がいたずらで封印の書を持ち出したらしくて……!」
「!!」
「今度ばっかりはいたずらではすまされません!!」
「火影様!!」
「うむ!初代火影様が封印した危険な書物じゃ。使い方によっては恐ろしいことになりかねん……」
「書が盗まれて半日以上たっておる……急いでナルトを捜すのじゃ!!」
「「「「「はっ!!!」」」」」
「……!」
(森の方へ行ってみるか)
(この事件をもう少し言い広めその後ナルトを始末……ナルトが封印の書を持って姿をくらましたことにすれば)
「ハァ…ハァ…ハァ…」
「ナルト…(その中に書いてあるのは確か禁術…ミズキ先生…どういうつもりなんだろ…)」
「…………見つけたぞコラ!!」
「イルカ先生!?」
「?!Aもいたのか!」
「ハイ…」
「あー!! 鼻血ブーみっけー!」
「バカ者!!見つけたのはオレの方だ!!」
(!)
「へへへ 見つかっちまったか まだ術1個しか覚えてねーのに」
「お前ェ、ボロボロじゃねーか…いったい何してた?」
「しゅ、修行を2人でしてたんです…私はナルトと同じ術はしてなかったですけど…」
「そんなことより!!あのさ!あのさ!これからすっげー術見せっから!!それできたら卒業させてくれよな!!」
(…じゃあ…ここで術の練習をしてたのか…?こんなになるまで…)
「ナルト…」
「ん?」
「その背中の巻物はどうした?」
「あっ!これ!?ミズキ先生がこの巻物のこと教えてくれたんだってばよ んで…この場所も……」
「この巻物の術見せれば、卒業間違いないってよ!!」
(…ミズキ!?)
すると、どこからかクナイが飛んできた。
それと同時にイルカ先生は私たちを突き飛ばした。
「よくここが分かったな」
「なるほど…そーいうことか!」
「?」
ナルトは状況を多分分かってない…大丈夫かな…
「ナルト、巻物を渡せ」
「あのさ!あのさ!どーなってんの?コレ!」
「ナルト!!巻物は死んでも渡すな!!」
「それは禁じ手の忍術を記して封印した危険なものだ!ミズキはそれを手に入れるため、お前を利用したんだ!!」
「ナルト、お前が持っていても意味がないのだ!本当のことを教えてやるよ!」
「!! バ、バカよせ!!」
「12年前…バケ狐を封印した事件は知っているな」
「?」
「あの事件以来…里では徹底したある掟が作られた」
「…ある掟?」
「しかし…ナルト!お前にだけは決して知らされることのない掟だ!!」
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作者名:ぬこぬこ | 作成日時:2019年5月14日 1時