さらば真選組編11 ページ10
〜続き〜
【ザッザッザッ】
A「ッ!!」【カタカタカタ】
??「骸、一度ならず二度までも主を裏切りますか。一度目はこの私を、二度目はあの男を、、、どちらも命は同じだった。あの男を斬ることだ、、、。」
信女「私はもう、誰の命にも従うつもりはない。それが、伊三郎であろうとあなた達であろうと、、、誰を斬ることにあろうとも自分の意思でこの剣を振るう。それが、私の贖罪。」
??「骸、どうやら君の羽はとうの昔に散っていたようですね。【ザッザッ】その羽ではもうどこにも飛べはしない。どこにも逃げられはしない。」【シュンッ】
なっ!?消えっ!!『違う!!彼女の後ろだ!!』っ!!
??「誠の八咫烏の羽からは、何者も逃れられはしない。」
信女「ッ!!」
【ガキンッ】
〜〜っ!!おっも!?『Aくん油断しないで!!まだ来るよ!!』
??「」【シュンッ】
A「っ!!(また!?、、、いやっ!!後ろか!!)」【キーン】
??「ほぉ?耐えましたか。」【シュンッ】
A「っ!お前ら!!さっさと逃げろ!!、、、何分耐えられるかわからねぇぞ。」【ジャキッ】
【ガキンッ】
A「っ!」【ブシャッ】
??「」【トッ】
『来るよ!!』
【ドガッ】
A「」【ドシュッ】
??「」【タッ】
【キーン】
A「、、、てめぇ、何者だ。」
??「、、、虚。」
信女「天に仕えながら、天に辿り着いたカラス。天璋院奈落、先代首領にして天導衆になった男。虚!!」
【ドォォォォォン】
A「くっ!!テメェらさっさと逃げ(【ドゴッ】ガッ!?」
〜崖下〜
山崎「俺たちも援護射撃にあやかって撤退だ!!」
【ドサッ】
A「」
虚「【トッ】残念でしたね。私の羽は広く大きい、、、ネズミ一匹逃れられはしませんよ。」
新八「こっ!!Aさぁぁぁぁぁん!?!?」
朧「虚様、これ以上卑しいネズミ達の血でその手を汚す必要はありません。【ザシュ】後の始末は、我々が。」
虚「やれやれ、人を隠居した老人扱いか。せっかく地上に降りたんだ、少しは楽しんでもいいでしょう?」
朧「お言葉ですが虚様、あなたがもっとも興味を持っていたネズミ共はあなたの羽音だけでとっくに吹き飛んでしまいましたよ。それに、もう一匹の方はそちらでのびているではありませんか。」
虚「そうですか。もう一人の方はもっと楽しめると思ったのですが、、、残念です。」
新八「うぉぉぉぉ!!」
山崎「新八くん!?」
【ブシャッ】
【キンッ】
A「何やってんだ、、、さっさと逃げねぇか。」
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作者名:アニメオタクちゃん x他2人 | 作成日時:2023年11月27日 16時