嘘情報。【クプラ】 (ページ5)

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同窓会、行きます。 3 ページ5

「お、凄いですね！やっぱり笑えます(笑)」

「ウザイ、ではないんだね(笑)まぁいいけど！」

「て言うかどこから金平糖出てきたんですか……」

「んー、好きだから？(笑)」

「理由になってない……」

私はそう呟いた。

金平糖は面白い…ほんとに。

「クプラさんの好きなタイプはなんですか？」

「え？僕の？なんで？」

はっ。

も、もしかして…勘違いされ…る？

いや、勘違いじゃないけど。

「彼女どんな人かなあって思って(笑)」

「ん～、しっかり者かな？僕、お馬鹿だしさ」

「認めちゃうんですね(笑)」

この人いると、なんだか…とっても暖かい。

そう思うのは、気のせいでしょうか。

「あ、そうだ。LINE交換しない？」

「え？LINE、ですか…？」

急に言われたその言葉に、私は驚きを隠せない。

中学生や高校生の頃は、ピュア…なのか分からないけど、個人情報には踏み出そうとしなかったな。

「あ、もしや持ってなかったりダメだったりする？」

「い、いえ！ありますよ！」

私はケータイのQRコードを読み取り、《クプラさんを追加しました》と出ると何故かホッとする。

「僕の公式をアカウントまで作られてるからね！」

「うわ、マジだ」

クプラさんも有名になったな、と思う。