アイドルの助っ人始めます【朔間零】

紅月 ページ6

貴方side



『お久しぶり三人とも』



敬人「…遅かったな」



『すまんすまん。けど、ただいま敬人』



鬼龍「久しぶりだなA」



『おっす！！紅郎！！久しぶり元気してたか？？』



鬼龍「相変わらずだ」



『ならいい…てか、衣装すまんな。急に』



鬼龍「いや？前々から蓮巳の旦那に言われてたからな」


『なるほどな』



敬人め…このライブ終わったら紅月入れとか誘ってきそう…とっとと退散するか…


神崎「A殿！！」



『颯馬〜今日は宜しくな』



神崎「承知！！」



蓮巳「では、行くぞ」



一同「おぅ！！！」



紅月のライブが終わり俺はさっさと軽音部へ向かう


『ただいま』



零「おぉ…待っておったぞぃ♪甘いお菓子何が良い？今取って…」



“私”は零の体に抱き着いた。



零「どうしたんじゃ…そんなに甘えて…」



『怖…かった…観客が…音が…全てが…』



零「…！大丈夫…大丈夫じゃよ」



『皆に何も言わずに出てきたけど…いいかな…』



零「良い良い…それより…今はこっちじゃ」



零は私の頬に手を添え上を向かせる



零「何も怯えなくても良い…ここには我輩とAしかおらぬ…」



ステージに立てばあの恐怖が蘇る…もうあんな思いはしたくない…自分を偽りたくない…


私は星が見える軽音部で静かに零と唇を重ねる



まるで不安を拭いさるように…

どうして→←実力

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す