姉御と手当て ページ6
平助side
Aは背中に傷を受け俺に倒れ込んだ
平助「A!A!」
どうして…何でまた…
原田「平助!!」
新八「…!Aちゃん」
平助「どうしよ…俺のせいだ…俺が…」
俺の体が震えるのを感じる
原田「平助!しっかりしろ!」
新八「今はそんなこと言ってる場合じゃねぇ!さっさとAちゃんを山崎に見せねぇと!」
平助「あ、あぁ」
俺はAを背中におぶり走る
『へ…すけ…怪我…ない?』
平助「怪我なんかねぇよ!それよりAが…」
『うちは…えぇ…ねん…あんたが…無事なら…』
俺はその言葉を聞いて自分の頬が濡れていることを感じる
平助「待ってろ!今すぐ山崎君に見せて治してもらうからな」
屯所へ到着すると土方さんと千鶴が目を見開いて驚く
土方「A!」
千鶴「Aさん!」
山崎「こちらへ!」
平助「Aの傷は?治るのか!?」
山崎君は怪我を見た後首を横に降る
平助「そんな!!」
山南「では、ここから出て行ってください」
山南さんは部屋に入るなりそんなことを言う
平助「でも!」
山南「手の施しようが無いのでしたらこれに頼るしかない…」
山南さんは持っていた変若水をAの前に置いた
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作者名:ガラスの水蓮 | 作成日時:2019年3月18日 21時