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姉御と気持ち ページ42

平助side




俺は他を探して回ったがやっぱり何処にもいなかった。もしやと思いAの部屋に戻る

すると、そこには皆集まっていて…


総司「やっと来たね平助」


原田「遅ぇぞ」


平助「なんで皆Aの部屋に揃って…」


土方「元々Aは外に行ってねぇ。押し入れの中に居たんだよ」


平助「えぇぇぇぇぇぇ」


総司「多分気づいてなかったの平助だけだよ?」


俺だけ…!?


『ごめんな…心配掛けて…』


山南「心配くらい良いんですよ?」


総司「そ〜そ、あ、でも心配なら特に土方さんに掛けてほしいな♪気が動転してる土方さんほど弄る要素が沢山あるし♪」


土方「おい総司…手前ぇ」


総司「土方さんが怒った〜(棒)」


『ふふ…』


Aが笑うと皆はほっとしたように胸を撫で下ろしていた


平助「はぁぁ…でも、Aが居なくなってなくてよかった…」


『ごめんなぁ…よく居なくなるもんな…』


平助「あ、でも…やっぱ何でもない!」


『何?気になるやん』


その襟巻つけてくれてんだな…なんてちょっと気障だからさ。


平助「不安なら俺に言ってくれたら良かったのに…」


『…別に不安とか言ってへんやん』


土方「まだまだ、甘え方を知らねぇんだな」


『甘えって…うちは厳しさが取り柄やからな』


平助「なんだそれ」


そこにいた皆は俺の言葉の後笑った

姉御と平助 (終)→←姉御と不安



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作者名:ガラスの水蓮 | 作成日時:2019年3月18日 21時

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