姉御と失踪 ページ40
土方side
羅刹に押されていた俺達だったが…斎藤や総司を交え形成を逆転した
屯所に戻った俺達は羅刹を全滅させたことから功績を讃えられ新政府軍から新選組を続けることを認められた。
近藤「我々新選組もやっと京の治安維持を正式に任された」
新選組の奴らはそれを大いに歓迎しこれからも新選組でいる事を杯を交え誓った。
しかし、そんなある日
平助「なぁ!土方さん!!」
土方「なんだ、そんなに慌ただしく…」
平助「A見てねぇか!?」
土方「そういや、今日は見てねぇな」
平助「部屋にいねぇんだ!」
土方「何だって!?」
平助「俺、先に町探してくる!!」
土方「わかった、俺も後から行く」
総司「Aちゃん、居なくなったんですか?」
平助「そうなんだ!総司知らねぇか!?」
総司「知ってるよ?でも、教えられない」
平助「何でだよ」
総司「それは僕とAちゃんとの約束だから」
土方「どう言う事だ」
平助「兎も角俺は他の場所を探してくる!!」
平助は全速力でAを探しに行った
土方「で、何しに行ったんだ?」
総司「療養だとか…。Aちゃんももう限界なんでしょう。羅刹になった自分がって…最近は口癖のように言っていましたし…」
土方「そうか…。わかった」
俺はAの部屋に行き押し入れを開ける
土方「かくれんぼか?A」
『兄…様…』
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作者名:ガラスの水蓮 | 作成日時:2019年3月18日 21時