姉御と考え ページ35
土方side
Aや総司から今日の出来事を聞き薄々勘付いていた予感が当たったことに驚いている
『長州の奴らでしょうか…』
土方「いや…今の幕府上それはないだろう。恐らく残った残党共だろう。行き場を無くし俺達を倒す事に信念を燃やす…情けねぇ奴らだ」
『どうしますか…?今なら襲撃など…』
斎藤「Aの言う通り悪臭の芽は早く摘み取るべきです」
総司「夜襲か…いいんじゃない?」
土方「うーん…一応出方を見てだな…」
『でも、今回の一件で武器や弾薬を持ってるのは恐らくあちら側。優勢なのは狂犬共では?』
土方「よし…A。今夜仕掛ける。できるなら山崎と一緒に様子を見に行ってくれ」
『はっ…』
山崎君とAは直ぐに出発して行った
土方「狂犬…か。狂犬共の類ならいいんだがな…」
斎藤「副長。今夜仕掛ける為の人員を定めておきたいのですが…」
総司「勿論、僕達一番組ですよね?」
土方「そうだな…一番組と三番組に任せる」
総司「はーい」
斎藤「御意」
二人が部屋を出た後考える。
本当に残党共か?今のご時世何があるかわからねぇ…しかし…
何やかんやと考えていると
山崎「副長!」
土方「どうしたそんなに慌てて」
山崎「申し訳ありません!Aさんが…拐かされました!!」
土方「なんだと!?」
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作者名:ガラスの水蓮 | 作成日時:2019年3月18日 21時