【中原中也】闇の魔女＿＿

番外編とか如何？(( ページ23

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卑劣？悪党？
今更の過ぎる話だと思った。マフィア相手にそんな言葉を吐いても意味はない。あーはいそうですかで終わってしまう事だ。それに、幾らマフィアでも良心は存在する。心がある。確かに、残酷な遣り方を好んだり苦しみ見たさに物凄い拷問をしたり、遣り方は各々違ってくるが。
その卑劣な遣り方に見いられた者は、化け物扱いされる。心のない事を云い気味悪がられても、仕方ない。
でも、真実を知らない儘近づけば、話は違ってくる。
「、っくしゅ。..ん〜....、誰か私の噂話でもしてるのかな 」
こんにちは。そう云って近づいてきた人は皆恐怖に震えた。殆どが、真実を知ってから。
それを見てにっこりと笑ってみせて、無理矢理心を満たした気分にする。それでも満足出来なくて、人の命を天秤に掛けた。
満足出来ない儘が人生と勘違いしていた頃と違って、今は色んなものに恵まれた気分だった。慕ってくれる部下、我が儘を聞いてくれる上司、無理難題を押し付けて困り果てる同期。色んな表情が見れて愉しかったのだ。皆が明るい空間を作ってくれたから、自然と笑えた。神原にとって、それが一番良いのだと、他の皆も判っていた。そうでなくても、神原は幸の為には容赦しないだろう。
「おい神原、準備出来たのか」
「、うわっ、此方見んな変態中也！！」
「誰が変態だよ手前
ってか皆待ってんだよ。早くしろ。」
はーい、と気だるく云った。
この手の言葉に神原は弱いのだ。









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ゆるーい感じで始まるかと、(笑)
可笑しな部分は目を瞑ってて貰いたい、;;
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〃→←20

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