227話 ページ27
gr「よかったぞ…」
「ありがとうございます、」
tn「まじよかった…」
os「ほんま無防備やな」
「…くるしいです」
tn「？！どこがや！見せてみぃ」
gr「俺が治すぞ、見せてみろ」
os「お前ら、2人が抱きつくから苦しいんや」
「…オスマンさんもです」
三強、と呼ばれる3人に力加減なしに抱きしめられほんとに一瞬お星様が見えた。苦しいことを背中をたたたいて伝えれば、やっと呼吸が楽になる。そんなにしなくても大丈夫なのに
gr「A、もう、どこにもいくな」
tn「せや。何が必要で2人だけで買いに行ってん」
os「…」
「え、あ、あの、その…」
「…」
3人は、どういう風に聞かせられているのだろうか。彼女が自分の身を守るための嘘を吐いたのかもしれない。…それならそれに合わせるだけだけど
「ｯ…」
フラッシュバックがまた来た。怖い
手の震えを隠そうとすれば、目の前には
真っ赤な目の総統様。
「…」
gr「話せ。正直に」
gr「…今言えば、あいつには何の処罰も与えないゾ」
「…これは、私の力不足だったのが原因なのをご理解した上で聞いて欲しいです」
諸々があり、2人で街に出向いたらあいつらに襲われた。
聖女様の身を守るために、あの膜は私が頼んだもの。彼女が自分からした訳じゃない。
自分は好き勝手やられたが死んでもないし、怪我ひとつないから安心して欲しい
これを伝えたが、どうやら納得いかないらしい
名前を呼ばれ振り返ると、満面の笑みのオスマンさんと額が触れた。
os「…へぇ。こういうことやったんやな」
tn「教えろ」
os「せや」
「…」
オスマンさんの止まない口は、2人の顔を険しくさせていく。…だから言わなかったのに
tn「A。聖女を守ってくれてありがとな」
gr「あぁ、それは感謝する」
「いえ、…守れきれてはいないのでお礼なんてやめてください」
守れてたら膜なんてはってないのだ。
なのに3人は言うことを聞かない。
…なんで
os「とりあえず、Aは暫く誰かの隣におって。その方が安心やろ？」
「私は、もう大丈夫なので…。それより聖女様は？彼女の方が傷をおってそうですが」
tn「あいつは大丈夫。ピンピンしとったから」
「そうですか…」
彼が言うなら間違いないな。
夕飯まで時間があるから寝てくれ、と
穏やかな魔法と共に淡い眠気が私の瞼を閉じた。
os「つまり、聖女は俺らAを殺そうとしたと」
tn「…」
gr「…」
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
