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8話 ページ8

【○○大学】

「……」
sn「あ、Aちゃーん。」
「?あぁ、ペ神先生」

帰る途中に、あったペ新先生。主に体のしくみや
感情が体に作用することについて教えていらっしゃる。
こんな私にでもよく話しかけていただく優しい方だ

sn「…Aちゃん。ちょっときてや」
「え、すみません。今からばいsn「いいから」
「ほんといかなsn「はよ」
「…」

訂正しよう。優しいけど…頑固な人だ


【医務室】

sn「また切ってたんやな」
「あはは、大丈夫ですよ」
sn「…」

Aの腕は、彼女の数少ないストレスの
はけ口になっていて今日も赤黒い線がこびりついていた。夏なのに長袖を着たがるのはこれが理由

腕に包帯を巻こうとすれば、断られる
無理やり巻けば叱られた子供のように
不服そうな顔でこちらを睨んだ

sn「…無理して、ここに来なくてもいいんやで?」
sn「大学つらいなら、…休学してもええし」

「いえ、大丈夫ですよ。」

いそいそと、立ち上がって帰ろうとするAの
腕を掴んだ…

… まって、また細なった?

sn「飯食えとる?…」
「食べてますよ」

sn「……俺、Aの味方やから愚痴でも何でもええから頼ってな」
「先生、お気遣いありがとうございます」

腕を振り払って、そのまま走り出すA
また、今日もバイトなのだろう。…
健全なバイトだったらいいんだけど

sn「…Aのバイト先がわかったらええのに」

【夜】

「はぁ、今日も疲れたなあ…」

大学を午後まで受けたあと、居酒屋さんにいって
その後いつものようにパ○活をして

今日も夜ご飯食べてなかった。お腹すいたな

「……」

辛いとか、思っちゃいけない。まだ頑張れるんだから
ここで諦めたら、今までが全部無駄になる

「…頑張らないと」

【我々荘】
【Aの家】

「…今日は、誰もいないんだ」

2日もいた大先生の存在を恋しく思いながら
荷物を片づける。
段々と、蝕まれていく意識で服を部屋着に着替えたらそのまま布団も敷かずに床につっぷした。

「ん、きもちぃ…」

冷たいフローリングが肌を冷やして心地がいい
だんだん重くなっていく瞼に腹の空虚さなんて
忘れていった

──────

ペ神
○○大学の准教授、体について詳しい
Aのことを心配している

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あちき(プロフ) - 天乃 琉亜さん» 初コメありがとうございます!それはどうでしょうね…😏 (8月27日 0時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
天乃 琉亜 - 初コメ失礼します!grさん初恋の人が夢主(?)ちゃんであって欲しい‼! (8月26日 19時) (レス) @page8 id: ab45c2aafd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2023年8月23日 22時

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