151話 ページ2
【総統室】
gr「コネシマ、流石に行くべきだろ」
kn「えぇー、別に行く必要ないやろ」
gr「父親の葬式だぞ？」
gr「…これは、任意ではなく半ば義務なのだ」
gr「一人息子なんだし…」
kn「…わーったよ。いくわ…」
kn「仕事、休みになるん？」
gr「忌引きだな」
kn「よぅわからんけど、それでええわ」
gr「明日だっけか」
kn「そうそう」
gr「んじゃ、今日も休みでいいぞ」
kn「やった、！」
パタン
gr「…はぁ」
コネシマと家族との関係は良くないことは知っていたが
あそこまでだとは…。
流石に…礼儀として行くべきだろ
まぁ、コネシマが入院した時誰も来なかった時点で
何となく察していたがな
gr「…」
そういや、俺の遠い親戚とやらが死んだらしいな
追悼の文章を送ったが
まぁ、それでいいだろ
gr「なんだっけ、…母親の…兄弟の…嫁の…」
あぁあ、もう難しいことは
考えないでいこう
どーせ、他人の死だ
そんなのより他国達がしている戦争の方が
俺にとっては有意義だ
gr「…そういや、Aの家族は…」
ほんとうに、あの母親だけなのだろうか
他にもいるのでは？
gr「……もいっかい、家系を調べてみるか」
【Aの生活部屋】
「……」
ガチャ
「？」
zm「また、掃除しとる…」
「ゾムさん。こんにちは」
zm「ん」
「…」
ゾムさんは、だいぶ体が前のように
戻っていき健康的になっている
瞳も輝かしくなり
声だって芯がある
zm「掃除好きなん？」
「これぐらいしかすることが無いので」
嫌いではないが、
毎日…毎時間するとなると飽きるには飽きる
それでもこれ以外することないからなーと
結局やっちゃう
zm「なら、俺と遊びに行こーや！」
「へ、？」
zm「映画！映画、見んひんか？」
無能なんかを誘う彼の瞳は
いつもにも増して熱があり
本気なのだと悟った
「…無能と行っても面白くないと思いますが」
zm「んなことないねん！面白いから！」
「…かしこまりました」
zm「ｯｯ！やった！んじゃ、1時間後下でな！」
バンッと荒々しく閉められたドア
いつか壊れるのでは
「…変なの」
何故、みんな無能って呼んでくれないんだろう
呼んでくれた方がよかったのにな
いそいそと箒を直し
クローゼットから変装用の服をとる
だいぶ使われてなかったせいか
かなり埃っぽい
とりあえず、粘着テープでほこりをとったあと
それを着る
「…」
カメラ越しに、すごく見られているような気がした
【監視室】
rbr「ｯｯ〜〜…！」
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とーる(プロフ) - お誕生日おめでとうございます！ (5月25日 5時) (
レス) @page29 id: 8f3ff0fe85 (このIDを非表示/違反報告)
吏由 - わぁ！最終章…嬉しい‼︎そして楽しみです(*´꒳`*)あちき様お身体に気をつけて頑張ってください╰(*´︶`*)╯ (2022年6月8日 22時) (レス) @page50 id: d4efbb01c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 柚衣さん» 柚衣ちゃん！沢山コメントしてくれてありがとうございます…！そうなんだ！高校はまじで気をつけてね…。頑張りマース！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - 惡夜さん» まじで早かったです…！ありがとうございます！ (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ここさん» 最終章ですー…嬉しいような悲しいような笑 (2022年6月6日 17時) (レス) id: 2333384c06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2022年5月14日 20時
