転入生と後片付け・2 ページ44
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『敬人、今日はお疲れ様。病室から眺めてたけど、そちらは盛況だったみたいだね？』
「当然だ。だからあれほど言っただろう、お前が出るまでも無いと。今日はちゃんと休んでいたのだろうな？
と言うか、そもそも病室は電話禁止だろう。何故不陶に電話している？ まさか、また何処かぶらぶらと出歩いているんじゃないだろうな？」
険しい顔でそう一息に言い切る蓮巳。
最後の方、若干私を睨んでたけど、これ、別に私のせいじゃないからね？？
『ああもう、そんな一遍にガミガミ言わないでおくれよ。
それに、この電話に関しては、不陶くんと言うより、不陶くんの元クラスメート達の発案だよ？』
「元クラスメート？ と言うと……」
『うん、普通科の2年B組……いや、今はもう3年B組か。とにかく、そこの生徒達だよ。
なんでだか彼ら、入れ代わり立ち代わり、僕の病室によく遊びに来てくれるんだけど。その内の1人に、今回のフラワーフェスについて話したら、�爐修鵑覆乕堝�に実況して貰えばよくね？�瓩噺世錣譴討諭�
成程それは面白そうだと思って、不陶くんに無理を言って、ずっと繋いで貰っていたんだ。
つまり、彼女は僕の我が儘に付き合ってくれていただけだから、あまり責めないであげてくれないかな？』
そう。天祥院が全部言ってくれたけど、つまり、そういう事だ。でも、
「斎宮くんと一緒に居た時は普通に通話ブチ切ってたし、充電とかの都合でちょくちょくインターバル挟んでたから、言うほど『ずっと』って訳でも無かったけどね？」
そう補足すると、蓮巳は深く深く溜め息を吐いて、
「……英智。貴様という奴は、どれだけの人間に迷惑を掛ければ気が済むんだ」
『そう怒らないでくれ、敬人。この病室から動けないにしても、せめて、どうなるかは見てみたかったんだ。自分が立つ筈だったステージと、仲間の頑張る姿をね。
――渉、居るよね？』
「はい、勿論ですよ英智！ 貴方の日々樹渉はここにおりますとも……☆」
と、天祥院に呼ばれた日々樹が、実に嬉しげに前へと踊り出てきた。
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
