転入生と後輩達・4 ページ22
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「へ？ か、『革命』……？」
「そのうち分かるわよ。でも、君はあまり関わらないようにしてね？ さくやちゃん。君まで『潰され』ちゃうのは望ましくないし」
目を白黒させているさくやちゃんにそう告げて、私は一息にお茶を飲み干した。
斎宮くんから『革命』の話を聞いたあの日以降、私は『プロデューサー』の仕事の傍ら、校内の情勢を色々と探っていった。
その結果、『皇帝』たる天祥院のいない隙を狙い、『革命』を企んでいる勢力は確かに存在している――という事実を、私は掴んでいる。
……しかし。
正直なところ、『革命』の是非も成否も、私にはどうでもいい。
私は所詮、『プロデューサー』モドキ。
アイドル科の現状がどうであろうと、『プロデューサー』には……その職務を全うするに当たっては、何の関係も無い話だ。
でも、下手にその巻き添えを食らって、後輩達に潰れられては困るのだ。
主に私が。
だって、人数減ったら、その分だけ私の仕事増えるじゃん……？
ただでさえ不慣れだと言うのに、それで仕事まで増えたら超困る。
絶対私1人じゃ手ぇ回らないよ……。だから、せめて、どっちかには手伝って貰わないと……。
という、私の100％利己的な打算(もしくは保身)からの忠告に、さくやちゃんは戸惑いながらも頷いた。
う〜ん、いい子だ。流石の私もなけなしの良心が疼きます。
なんかゴメンな、こんな薄汚れた先輩で。
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
