転入生と転校生 ページ17
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それからは、怒涛の日々が続いた。
1年生のユニット加入、宣材用の写真撮影、アイドル科生徒達のプロフィール作成及び更新。
当然、『プロデューサー』である私とさくやちゃんも、それらの手伝いに駆り出され、あっという間に時は過ぎた。
そうして、始業式から1週間ほどが経った、ある日。
私とさくやちゃんが待ち望んでいた『転校生ちゃん』が、やっとこの夢ノ咲へと転校して来たのだった。
取りあえず挨拶しようと、放課後、さくやちゃんと一緒に『転校生ちゃん』の待つ教室へと向かう。
「思ってたより時間かかったよね……」
「一体どんなトラブルが有ればここまで長引くんでしょうね〜？ 逆に気になりますねっ」
態度が堅くてどこか余所余所しかったさくやちゃんだが、この1週間で大分心を開いてくれたらしく、私の姿を見ると笑顔で走り寄ってくるくらいには懐いてくれた。
小動物のようで大変可愛らしい。中身は一兵卒だけどな。
「これでようやくプロデュース科も本格始動か〜。やっとスタートラインだね」
「大変なのはこれからですね……！ うう〜、大丈夫かなぁ……」
と自信なさげに、しょんぼり俯くさくやちゃん。
「でも、お友達は出来たでしょ？ そういう�犹戮┃瓩�あるなら大丈夫よ。さくやちゃん、ガッツ有りそうだし」
「そりゃまあ、それだけが取り柄なんで……。
でも、当然ですけど、周りも1年生ですし。しばらく皆、自分の事で手一杯だろうから、あんまり当てに出来ないかなって……」
「なら先輩に甘えなさい。蓮巳とか、見た感じ怖いけど、アレで面倒見良いから。
後は……朔間先輩か鬼龍か、斎宮くんもまぁアリかな？」
「さ、3年の先輩はまだ恐れ多いです……！」
「え〜、じゃあ2年にしとく？ と言っても、私も衣更くんか『五奇人くん』か『ゆうくん』か朔間弟ぐらいしか知らないけど……」
個性派揃いかつ浮世離れ感の強い3年に比べて、2年は割と大人しめな印象がある。
その分、現実的な意見も拾いやすいのでは無いだろうか。
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姫結(プロフ) - あーりすさん» 有り難う御座います。仕事が多忙なのもあり、月1回更新出来ればいいかな……ぐらいの気持ちでダラダラ書いてますので、それでも大丈夫でしたら、これからも気長にお付き合い下さい。よろしくお願いします。 (2018年5月16日 18時) (
レス) id: 11e7a2152f (このIDを非表示/違反報告)
あーりす(プロフ) - え、なんで今まで赤星になってなかったのってくらい面白いです！！この小説見つけられてよかった！！更新FIGHTです、頑張ってください！ (2018年5月16日 18時) (レス) id: ab6d254405 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫結 | 作成日時：2018年1月17日 17時
