新人声優と最推しさん

23話 ページ24

あの後、2、3時間ぐらい話して呑んだりした後に私達は解散した。


そして、翌朝＿＿＿


・


カーテンの隙間から太陽の光が入ってくる
鳥の鳴き声を聞きながらカーテンを勢い良く開けた


窓から何時もの景色と青空が見え
そのまま『んー！』と体を伸ばした


『いやー、良い天気だよ凄く頭痛いし吐きそう！
そんな中事務所に呼ばれるとは聞いてないし二日酔いすげぇ！！』


休日出勤とか聞いてないんですけど
言われてなかったから昨日羽目外したんだけどなー


この部屋に私以外誰も居ないのを良い事にそれなりに大きな声で愚痴る。
んー……言われるなら昨日の夜ぐらいがよかったよ


呼び出し(？)の電話を貰ったのが五分前
その電話に気持ち良く寝ていた私は起こされ、痛む頭を起こし電話に出れば

詳しくは覚えてないが聞いた内容を纏めれば事務所に来て欲しいとの用件だった
心配なので一応色々持っていっておこう


そんな事を考えながら着替え、歯を磨き顔を洗い化粧水を付け日焼け止めを


『…日焼け止め塗った手で朝食食えと？』


と一瞬考え直したが茶漬け食えば解決かと日焼け止めを塗る
勿論、手は洗っておいた。後で塗り直せば何とかなる筈だ


永○園の梅茶漬けを取り出してほかほかご飯の上に乗せ冷たい緑茶を掛ける。
酔って帰って来た後に米を炊いといてくれた昨日の私に感謝しながらかきこむ。


『さて、そろそろ行きますか』


後片付けと身支度を済ませ、時計を見る。
時間は十分にある。

さぁ、行こうか

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