LOVE〜3〜 ページ4
時は遡り一ヶ月前___。
私はいつものように普通に会社に通勤し、仕事していた。
今日は残業も無く、ゆっくり帰れる日だった。
ラッキー!と思い、コンビニで大好きなプリンを買って帰った。
いつも通っている橋を歩いていると、
「・・・!!・・・あ」
運命が訪れた。
漆黒のサングラスに黒い革ジャン。
スラッとした足。
私はしばらくその人を見つめていた。
ドクン、ドクンと心臓の音が聞こえる。
私は足早に男性の元へと向かっていた。
ポンポン、と肩を叩くとこちらを振り向いた。
『やっと来たかいカラま・・・』
「好きです」
『・・・・・・・・・・・・・・・え?』
「好きです。一目惚れです。」
『ちょ、ちょっと待ってくれ・・・!!』
あぁ、その低くて甘い声。
もっと好きになる。
その瞬間。私は我に返った。
「・・・え?今、私なんて・・・・・・」
好きですって言った?
初対面の男性に?
え?
『・・・君、名前はなんと言うんだ?』
手で顔を覆っていると、男性が聞いてきた。
「わ、私の名前は・・・永村 夢ですぅ・・・」
チラッと男性を見ると、
『俺の名は松野カラ松と言うんだ。』
へにゃ、と笑った。
ひゃぁぁぁあ!!
『もし良かったらなんだが、明日出掛けないか?い、一緒に・・・』
「__っは、はい!行きます!」
今となっては良い思い出だ。
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作者名:妄想腐女子 | 作成日時:2018年3月9日 19時