LOVE〜12〜 ページ16
「____っあ、
カラ松・・・君・・・・・・」
カ『・・・ゆ、め・・・・・・』
「・・・っ!」
私はその場から今すぐ逃げたくなり、走った。
やっぱり。私は___。
何処にいても、
居場所なんて無くて。
《お前なんか、家族の恥さらしだ!!出ていけ!二度と帰ってくるな!!!》
家族にも捨てられて、
《アンタってそーゆう奴だったんだね。はぁ・・・私って何でこんな奴と友達になってたんだろ》
友達にも見捨てられて、
《回り出したぜ、恋の歯車・・・!》
カラ松君にも・・・。
肺が苦しくなってきた頃、後から声が聞こえた。
カ『夢!待ってくれ!・・・っ夢!』
「・・・!!」
私は逃げた。
もう、あんな思いはしたくない。
「やだぁっ・・・!来ないで!!」
私なりに早く走ったつもりだった。
しかし、
すぐに腕を掴まれ、抱き寄せられる。
カ『っはぁ・・・夢・・・』
「いっ嫌だ!離して!!もう、もう・・・」
カ『・・・夢、俺はな・・・妬いて欲しかったんだ。』
・・・・・・え?妬いて欲しかった?
「・・・嘘」
カ『本当だ。俺が好きなのは、夢だけだ。この気持ちに偽りは無い。大好きだ。』
「・・・・・・そうなんだ・・・」
頬に滴が伝った。
「もうっ、カラ松君の馬鹿っ!!阿呆!!」
カ『えっ』
「カラ松君」
カ『なんだ?』
「・・・大好きだよ」
カ『・・・あぁ、俺もだ』
❦ℯꫛᎴ❧
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作者名:妄想腐女子 | 作成日時:2018年3月9日 19時