ただのイッパンジンがある人にコイをした。【すとぷり】【ころん】

5日目ー夜ー ページ8

待っても環奈は出てこなかった。

相当ショックだったのだろう。

でも私は、

ななもりさんに返す返事を考えながらも、

いつも通り接してるよ？

ななもり「Aちゃん！これ、あそこに持ってってくれる？」

『あ！はい！』

こんな感じで。

てか環奈昼ごはん食べてなくね？

いいのかな？

ガタンッ！

るぅと「な、何！？」

ジェル「二階からや、」

さとみ「環奈ちゃんに何かあったのかな…？」

ななもり「ちょっと見てくる！」

ーーー

『ゔっ！？』

ころん「だ、大丈夫！？」

『だ、大丈夫です！いつものことなので！』

私は生まれてからずっと、頭痛が止まらない。

毎日毎日。

ほんと、なんでだろうね？

るぅと「頭痛、原因とかはあるんですか？」

『いや、原因不明で…』

莉犬「可哀想…」

さとみ「頭痛は痛いからね…」

薬を飲んだ。

『これでしばらく大丈夫です。私は大丈夫なので！心配はいらないですよ！』

ころん「で、でも…」

『大丈夫ですから！』

ころん「…」

ー二階ー

ななもり「環奈ちゃん？」

ガチャッ

ななもり「！？」

ー一階ー

…

上が騒がしい。

ダダダダッ

ななもり「みんな大変だ！！環奈ちゃんが…！！」

ー環奈の部屋ー

『風邪…』

ななもり「熱高いね。しばらくは安静にしててね？」

環奈「は、はぁい…」

あこんな時でもぶりっ子キャラは外さないのね？

ぶりっ子ってすげえな…

キモいけど←

ちなみに熱は38.7度。

これでもまだ低いほうだと思う。

私は過去に40度以上の高熱を出したことがある。

その時は死ぬのかと思った。

それ考えたら38度台なんて低いほう。

甘いわ！！←

ー一階ー

ジェル「心配やね…」

さとみ「そうだね…」

るぅと「38度台なんて低いほうだと思いますけど。」

『私も。』

るぅと「Aちゃんも、もしかして40度以上の高熱を？」

『はい…』

るぅと「そんなこと考えたら、38度台なんて低いほうだよね！！」

『私もさっき全くおんなじこと思ってましたw』

ジェル「仲良いなぁ」

さとみ「そだねぇ」

るぅと/「『？』」

莉犬「本当に仲良いじゃん！」

ころん「そ、そだね…」

『？ころんさん…顔色、悪いですけど…』

ころん「あ、あぁ、な、なんでもないよ！」

『ほんとですか？？』

ころん「本当だよー！」

『…』

ジェル「まさか…」

さとみ「まさか…」

『風邪、移りましたね？』

ころん「そ、そうかもしれない…」

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