すみません、声が出ません。【白鳥沢】

転校初日 ページ3

Aside

今あの大きい人、「マネージャーなってくれないかな」って言ったよね？

確か、白鳥沢のバレー部は強豪で、
マネージャーは1人はいるんじゃないのかな？

そんなことを考えいてるうちに
質問タイムになった。

と言っても、来るのは大半の女子と
物珍しさで見に来た男子ぐらいだけど


女子1「新城さんって誕生日いつ？」

『1月21日です』


女子2「文字可愛いね！」

『ありがとうございます
癖字なので、読みにくかったら
言ってください』


そんな会話が続いていたとき、
ある男子が口を開いた。

？？「新城さんって、何部入るの？」


それは、さっきも言った大きい人
だった。


『えっと、前の学校でも、特に
これといった部活に入っていなかった
ので、帰宅部』

？？「じゃあさ、バレー部入ってよ」

スケッチブックに書いてる途中で
大きい人に遮られた。


『バレー部、ですか
でも、何でですか？』

？？「先輩がさ、新マネ探してて、
でもこの時期から入ってくれる子って
いないじゃん？」

なるほど、私の方が都合がいい訳か


『そういうことなら、見学だけして
いきますね』

ぶっちゃけバレーに興味がない訳では
ない。

断る理由もないので、一応見学だけ
しておくことにしよう。

川西「‼ありがと。
あと俺、川西太一って名前
よろしく」


『川西さん ですか。
よろしくお願いします』

さて、これから忙しくなりそうだ

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言い忘れてましたけど、
Aちゃんがスケッチブックに
書いたときの言葉は『』で表記して、
表情や分かりやすい心のこえは
A「(〜〜〜〜〜)」

みたいな感じで書きます。

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