第256話 ページ37
A「……全員腰に差している物を捨てろ、今すぐにだ」
凛、とした声が街に響いた
隊士1「ふ、副隊長?お言葉ですg((A「早くしろよ、裏切り者」ッ!!」
ドンッと土方さんことトッシーを後ろに蹴り飛ばし、銀ちゃん達の元に行かせると
隊士達は私を取り囲み抜刀していた
A「…部下に刃を向けられるとは私もまだまだだね」
隊士1「は、はは…貴様などいなくても我々だけで真選組は強くなれる!山崎と共に地獄で待っているがいい紅姫ェエエ!!」
その時、斬りかかってきた隊士の首が見事に落ちた
A「…これを見て確信した。お前等伊東についてた奴等だろ?……裏切り者としてこの紅姫直々に介錯してやろう。切腹しろ」
隊士2「な、仲間だった奴を容赦なく斬り捨てられるか…ッ!!」
A「仲間ァ?」
スパンッともう一人の首を斬ってから残っている奴等に殺気を向け言い放った
A「私に刃向ける仲間は総悟と土方で十分だ…お前等はただの裏切り者。裏切り者なら総悟だって殺せる」
血飛沫をあげ倒れていく隊服を身に包んだ隊士達の中に残党がいたのか、私の足を掴んだ
が、私はそいつの心臓めがけて刀を振り下ろす
A「……裏切り者には死を。これが武士の鉄の掟だった筈だぞ」
グサッという音と共に足に絡みついていた肉塊はスルスルと力を失った
A「…さぁ銀ちゃん。これを見られたからにはついて来てもらうよ」
銀時「…ったく、金は此奴に支払わせるからな」
A「当たり前!」
戦ってる際に壊れたのか少しボロくなったパトカーに乗り込み、私はトランシーバーを握った
A「あー、あーーー。こちら三番隊、土方十四郎と奏多Aの討伐に失敗した。こちら三番隊、土方十四郎と奏多Aの討伐に失敗した。応答願う」
ジジッと音が鳴り、車内に聞きなれた男の声が響く
「そうか…奴等は逃げたのか?」
A「はい、奏多Aの足には敵いませんでした。どうぞ」
「どんな手を使ってでも殺せ!近藤を決しても土方と奏多がいては意味がない。近藤暗殺の為に不安要素は全て取り除く…近藤に土方を殺せば奏多含めた土方派は伊東派に全て屈服する筈……」
…此奴、私の事生かしておくつもりか
新八「近藤さんと…土方さん、Aさんの暗殺…?」
A「あーえっと…奏多は消すんじゃなかったんでしたっけ?すいませんド忘れしちゃって」
次に聞こえた言葉に私は殺意を覚えた
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死神の鏡花 - 続き楽しみにしています (2018年5月8日 0時) (レス) id: 4e18eb5fcf (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 梨蘭さん» 全部見て下さったんですね、ありがとうございます!!風邪が治り次第沢山更新したいと思うのでよろしくお願いします(*´ω`) (2014年3月6日 9時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
梨蘭(プロフ) - すごく面白いです!このシリーズ1から全部見ました!!合格おめでとうございます♪これからも頑張ってください!応援してます(*´∀`) (2014年3月3日 1時) (レス) id: 343f8271cb (このIDを非表示/違反報告)
愛呼(プロフ) - いえいえ、本当はこちらが正解なんですよねwこれからも楽しみにしてます! (2014年2月21日 15時) (レス) id: e7b34c92b5 (このIDを非表示/違反報告)
なくら(プロフ) - 愛呼さん» 歴史上の人物になってしまいましたね…ご指摘ありがとうございます (2014年2月21日 13時) (レス) id: c99269cb43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なくら | 作者ホームページ:http://nakura/hosizuki1
作成日時:2014年1月16日 19時