【おそ松さん】からっぽからまつ (ページ6)

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たっぷりおそまつページ6

あの後落ち着いた俺は一松、十四松にこの話をした。
どうしてトド松に話さなかったのって？

トド松は1番六つ子という関係に執着している。
ましてや元相棒のカラ松が自殺するなんて聞いたら発狂しかねない。

まぁ元々あの二人は外出する事が多かったし隠し通すのは簡単だった。

カラ松にこの時点で理由を尋ねるのもやめにした。

自殺するということを知られてこちらも発狂しかねない。

だから俺らはギリギリにこの事をトド松に知らせ、カラ松が自殺する予定日にカラ松をつけることにした。

そして今日がその予定日。
この１週間の間はチョロ松も一松も十四松もよく頑張ってくれたと思う。

「なぁ、トド松ちょっといいか？」

「なーに。おそ松兄さん。合コン行きたいとかはやめてよー？」

「いや、そんなことじゃない。カラ松の事だ。」

「カラ松が自殺しようとしてる。」

「は？何言ってんの？今日はエイプリルフールじゃ…」

「違う。本当だ。今日、カラ松をつけるから」

トド松のクリクリとした目がより一層大きくなる。

「…分かった。分かったよ。僕も一緒に行ってカラ松兄さんを止めればいいんでしょ？」

「あぁ、ありがとな。」

トド松も大人になったな。
兄ちゃんちょっと寂しいよ。

おっとこんな事を考えている場合じゃない。
カラ松が外に出た。