何か暴走族の総長になった 東京リベンジャーズ

○ ページ14

『え、』



真「だってよー、ベンケイとかワカとか武臣はあだ名で呼んでるだろ？俺だけ名字呼びだと、その…」


『なんだよ』


真「距離、感じてよ…」


ポリポリと頬をかいてそっぽ向く佐野

確かに…


他の奴らは名前かあだ名呼びが基本


なぜか佐野だけ名字呼びなんだよな

ま、本人がいってるんだ


『んじゃ、シンか真一郎で呼ぶ』


バッと此方を向く佐野



真「良いのか！」



嬉しいそうに表情を浮かべ、はしゃぐ姿に私は少し苦笑いを浮かべた





だけど嬉しそうで何よりだ…



『良いのかって、お前がそうしろって言ったんだろ』

真「あ、そうだった、だけど嬉しいな…」

『あ、佐野呼びも変わらずにあるからな』


はしゃいでいた佐野はズコッと転けた


真「名字呼びは健全なんだな…」









『本当にありがとうよ』


真「良いんだ、俺がそうしたかっただけだから」


自動販売機の所からまたバイクを走らせ私の家に送ってもらった


私はバイクから降りる


『今度はお前の弟の話、聞かせろよ』


真「万次郎の話か、いいなそれ」



バイクを先ほどまで走らした所に向ける


真「んじゃ、俺帰るわ」



『またな、真一郎』



真「ッ！、早速読んでくれんだな…。またな、Aさん」




佐野はぎこちない運転をしながらバイクを走らせていった






『？』



あいつの顔、赤かったような…









ま、いっか

佐野の弟→←○

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