第8話 ページ11
『kz にはいってもらおう』
....え?
私が入らなくちゃならないの?
絶対嫌だよ?
若「なぁ!俺たち、kzっていうのをやってるんだ!はi...」
サ「お断りします。」
即答したのにびっくりしたのか、わかたけは口があいている。
彩「な、なんで?なにもまだ言ってないよ?」
彩が地味に泣きそうな顔をする。
いや、目に涙を浮かべている。
きっと、今まで女子が一人だったから、心細かったのだろう。
静かな時間が訪れる
モ「サヤノちゃーん!ってあれ?なんでこんなに静かなの?」
あっ!
サ「モモッ!!来ちゃダメ!」
モ「へ?」
ガシッ!
遅かった。
間抜けな顔をしているモモの前には、モモの肩を掴んでいる、わかたけがいた。
若「俺たち、kz っていう探偵をしているんだ!入ってくれないか?」
モ「ふぇ?よくわかんないけど...え?いいけど...あれ?」
モモは混乱している様子だ。
はぁ。
若「さぁ、どうする?サヤノ!」
もういっか。
ただこれだけ... 。
能力を使い、モモだけに聞こえるようにする。
『能力のことは、絶対に秘密だよ。絶対に。』
そして、
サ「分かった。入ればいいんでしょ。」
私はため息をつきながらそういう。
これで済むならいいのだけど...
若「よし!じゃあまず、家を...」
サ「却下。」
若「何でだよ!」
サ「いや、普通に...え、逆に出会ったばっかりの人を信じれる?私は無理ですけど。」
『モモ、家を教えないでよ。』
また能力を使い、そう言うと、モモはものすごい勢いで「うん!!」といった。
あ...これ、ヤバイよね。
やっぱり。
kz の皆私たちのことを怪しがってる...
若「...サヤノ...何を隠している?」
うっ...
一番きづかけないとおもってたやつに気付かれた...ってことは他の皆も...?
サ「...なにそれ...私が嘘をついているって言いたいの...?」
あ、ヤバい...我慢できまいかも。
モ「あ、さ、サヤノちゃん。ちょっと...来て。皆は、ついてこないで...下さい。」
モモが皆と私の距離を離してくれる。
しかし...
『何があったんだ?』
『うわっ。あの人顔色ヤバい。』
『あいつなんて消えればいいのに』
『そいつを騙そう。』
『死んじゃえよ。』
『大嫌い』
"幸助の能力"が暴走し始める。
やめろやめろやめろやめろ入ってくるなでてけでてけでてけでてけでてけでてけでてけでてけ
モ「サヤノちゃん。」
ギュッ
え...
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作者名:カナ | 作成日時:2018年6月10日 15時