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スーパーで２人で並んで買い物をする
これ今日安いね、とか
帰ったらこれ食べよう、とか
結婚したらこんな生活なんだなぁって頬が緩む
領「…Aの料理が世界で一番美味しい」
「言い過ぎ…//」
作った料理をすっごく美味しそうに食べてくれて
心の中でガッツポーズした
毎日誰かのために作ると勝手に料理のスキルが上がるんだなって
料理は私の唯一の特技だから
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お昼を食べ終わったら
手を繋ぎながらソファに座って
少しだけうとうとしながらお喋り
領「A、僕とどこか行きたいところはある？」
「んー…んん、…」
領「無理はしなくていいんだけど(笑)」
「領といるだけで私は幸せだもん」
領「…可愛いことばかり言う」
またちゅって頬にキス
領のくちびるは好き
柔らかくて温かくて
近づいてくるだけでドキドキが止まらない
領「Aを食べるのは夜だとしても…」
「……食べ…る？」
領「ふふ、こっちの話(笑)」
楽しそうに笑ってるけど
何が面白いのかわかんない…
そんな私の頭をぽんぽんと撫でてにっこり笑った
領「じゃあドライブでもしようか」
「ドライブ」
領「おいで」
領が私の手をぐいっと引っ張って外へと連れ出す
一気に眠気が覚めて
あわあわしながら領の車に乗り込んだ
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領とのドライブは
私が運転してる領に見惚れてるか
信号待ちに領からキスされるドキドキを味わうか
のどっちかで
領「あんまり見ないでくれるかな(笑)」
って言いながら照れてる領が好き
「領がかっこいいから…」
領「…」
窓を開けて聞こえてないフリしてる
そういうの可愛いなって思う
ああやってヤキモチ妬いたり
私のことすごく心配したりするけど
領は照れ屋ですごく優しくて
男の人なのに特別に綺麗で
羨ましい…なんて思ったりするぐらい
窓の外を見てたはずの彼の目がふっと私の手に止まる
領「ふふ、指輪似合ってるね」
“綺麗だ”って微笑む彼
きらきら
きらきら
部屋でしか眺められなかった指輪は
今は誇らしげに輝いてる
領との将来の約束
これがあるだけで安心する
愛されてるって
言葉だけじゃなくて形の約束も欲しいっていう女の子のワガママ
領は全部わかってくれてる
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作者名：まれ
| 作成日時：2014年9月7日 20時
