【東京喰種】未知の恋。【宇井郡】

感情.3 ページ4

「あ〜やっと終わった……」




やっと書き終わったレポート。





それはとても量が多くて、途中で寝るかと思った。




私はどっちかと言うと実戦担当だからなあ。





机上作業も嫌いではないけど…






そんなことをもんもんと考えていたら、ハイルちゃんがピンクの髪を揺らしながら話しかけてきた。




「Aちゃん、終わったんだー！ 私はまだ全然出来てな…」









「そこ〜喋らない！」





私達が喋っていると、宇井さんが物凄い形相で注意してきた。




「あ、すみません….」




びっくりした…






「…仕事人間」




「…ハイルちゃん」




そんなこと言っちゃっていいの？





「聞こえちゃってるよ？ハイル」




ほらやっぱり！




ふと時計を見ると、短針が12の所を指していたのが見えた。






宇井さんとハイルちゃんはまだぎゃあぎゃあ言い合っている。






このままじゃ日が暮れるんじゃない？







「あの〜皆さん、お昼食べません？」






すると二人はくるりとこちらを向いて、





「そうじゃん、お昼があるじゃん」



と言った

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