ふたり。 ページ40
狗巻side
西宮「はぁ はぁ
重っ」
喉が壊れ、動けなくなった僕を運ぶ西宮。
特級呪霊に呪言は辛かった。
意識を手放す寸前にAが僕を運んでくれるのが見えた
A……無事かな…
そんなことを考えてると、西宮の箒のスピードがさっきより遅くなった
西宮「なにあれ…」
僕は動けず、何も見れなかった。だから声を聞くことにした。
西宮「もしかしてあそこにいるのって
・
1年の…四十物A？」
狗巻「！」
重たい体を無理矢理動かし、顔を上げると
誰かに腕を掴まれているAが見えた
あれは、特級呪霊。
僕は重たい体、潰れた喉なんか気にしなかった
狗巻「は な せ」
ただただ。Aを助けたかった。
Aが特級呪霊から離れ、落ちていった
良かった。
西宮「！？狗巻くん！！！」
僕も反動で落ちた
｡・:＋°｡・:＋°｡・:＋°｡・:＋°｡
Aside
目を瞑り、頭から落ちて行く私。びゅうびゅうと、風の音がうるさい。
棘くんの声が聞こえた。私を助けてくれた。
私は、あとどのくらいで地面に着くのか。
首から、ゴキっと。逝くんだろうね。
ゆっくり目を開けた。
『！！！』
遠くに、私と同じように落ちて行く棘くんの姿が。
『棘くん！！！！』
私は脳をフル回転させた。頭の中は棘くんを助けたいという思いから出てくる案だけ。
『箒！！！』
マジカルペンを取り出し、魔法で箒を作り出した
それに乗って、音速。いや光速で棘くんの元へ
どうか間に合え…!!!!
・
・
あと8、10mで棘くんは地面に頭が着いてしまう
棘くんまで5mの私。
箒から落ちないように押さえていた手を離し、バッと広げた。
ガバッと。
狗巻「…しゃ…け」
抱きしめるように掴むことに成功した。
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焼きおにぎり。(プロフ) - 天宮さん» へへっ！！！！(めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございます！！！！) (2021年7月2日 22時) (
レス) id: 3ab7ca11ed (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり。(プロフ) - 天宮さん» 良かったですぅうううううううううう！！！！ (2021年7月2日 22時) (レス) id: 3ab7ca11ed (このIDを非表示/違反報告)
天宮 - ああもう棘くん推しになたわ。主のせいやあああ（出会わせてくれてありがと） (2021年6月29日 9時) (レス) id: 453c097156 (このIDを非表示/違反報告)
天宮 - いえ順平くんも好きになりましたあああああああああああ (2021年6月29日 8時) (レス) id: 453c097156 (このIDを非表示/違反報告)
焼きおにぎり。(プロフ) - 天宮さん» まじですかぁぁぁぁ…！！！！！ごめんなさいこの小説〇くん落ちですぅぅぅぅ…… (2021年6月28日 21時) (レス) id: 3ab7ca11ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きおにぎり。 | 作成日時：2021年1月16日 1時
