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やっとの思いで彼女の部屋にたどり着いた俺は
今までとは対称に静かにドアを開けた
そこには俺よりはやく来た先生と一二三、そして目を閉じた彼女がいた
先生はいつになく暗い
一二三は彼女に慣れてくれた
最初は2人の為に会わせないつもりでいたが、どうしても恐怖症克服に付き合ってほしいと言って聞かない一二三に理由を尋ねたことがある
「だって独歩の好きな奴に悪いヤツいねーじゃん？
だから女は怖いけど、その子ならオレちょーっとは喋れるかも」
そう言った一二三の訳の分からない根拠はあながち間違っていなかったのかもしれない
最初は案の定怯えていたが
今となっては少しだけ、ほんの少しだけ会話が出来るようにまでなっている
だから彼女は一二三にとっても大切な存在なのだ
そういえば
そんなことを考えながら呆然と立ち尽くす俺に先生は部屋に立てかけてあった組立式の椅子を出してくれ、一二三を連れて部屋を出ていってしまった
先生なりの気遣いだろう、有難い
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あいりす(プロフ) - 初めまして！お読みいただきありがとうございます。ご感想とても嬉しいです！一人挙げるとすれば、山田二郎くんが好きです(*^^*)りつさんの推しもぜひ聞かせてください！ (2018年9月18日 20時) (
レス) id: dd01bb98fc (このIDを非表示/違反報告)
七瀬りつ - 初めまして。楽しく読ませて頂きました！、、、悲しいですね。愛するが故に言えないなんて。あいりすさんは誰推しですか？ (2018年9月18日 3時) (レス) id: 2be3616bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいりす | 作成日時：2018年9月16日 17時
