第七十訓 ページ22
土方「…………」
はい只今、十四郎君と総悟君の前で正座してます。
…怖すぎる…2人の視線が怖いよ。
土方「オイ、いつも言ってるよな。厄介事に首突っ込むなって」
『……いや、あの…確かにいつもは首突っ込んでるけど…今回は連れて行かれたというか、えーっ、と…』
怖すぎて段々、喋る声が小さくなっていく。
いつもより威圧感があって怒ってる十四郎君程怖いものはない。
そして総悟君が黙ってるのが尚更怖い…
土方「あのなァ…」
近藤「まぁまぁ、何もなかったんだし良かったじゃないかトシ」
後始末に一段落ついたのか、近藤さんが来てくれた。
近藤「ターミナルに連れてったのは万事屋だし、Aちゃんも怪我がないみたいだし…そこまで怒る事もないさ」
土方「………少し甘やかしてる気もするが…分かった。
A、今回は要反省だ。いいな」
『はーい…』
そう言うと十四郎君と近藤さんはその場から離れた。
総悟君が未だに何も喋らないのが怖い、けど。
沖田「Aさん」
『!な、何?』
沖田「あんまり無茶しないで下せェ…」
名前を呼ばれたかと思ったら普段からは想像がつかない程、弱々しい声で言われた。
『そ、総悟、君?』
沖田「アンタが喰われた時…焦っちまったんでィ」
『ご、ごめん』
……大分、心配かけたな。
『…次から無茶しないように善処するよ』
沖田「次無茶したら無茶出来ないように縛りやす」
『エッ』
…………………ドS、恐るべし…
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春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時