第七十一訓 デート尾行篇 ページ23
松平「てめーらを呼んだのは他でもねェ。
奴がついに動く」
近藤「とっつぁん、そりゃ確かかい」
とある日。僕と近藤さん、十四郎君と総悟君は松平のとっつぁんから招集がかかった。
とっつぁんは星海坊主篇見たら分かると思うけど、砲撃撃ってきたおっさんね。
松平「間違いねェ。奴の周りには常に俺の
奴もそれに気づいてナリ潜めやがったが、我慢比べは俺達年寄りに分があるってもんよ。我慢できずに動き出しやがった。
俺ァもう後手にまわるつもりはねーよ。
……ここのもんじゃ美味しいな。
っていうか、“奴”を知らないのって僕だけなのかな?
特に話も聞かなかったし…まぁいいや。
松平「決戦だよ。奴も奴の全ても潰す」
………成程…とっつぁんがかなり本気だって事はわかった。奴は知らないけど…
近藤「……そうか。とっつぁんがそのつもりなら俺達の命もアンタに預ける」
近藤さんがそう言うととっつぁんは立ち去りながら言った。
松平「フン。頼りにしてるぜ」
それを見送った後、近藤さんは此方に視線を向けた。
近藤「トシ、総悟、Aちゃん…一つ確認しておきたい事がある」
『なんですか?』
近藤「………奴って誰かな」
土方「知らねーのかよ!!」
『えぇ……近藤さんも知らないのに命預けたくないんですけど……』
近藤「いやあんなに真剣なのに、聞きづらいだろ?」
『まぁ…僕も知らないけど』
土方「お前ェもか!!」
沖田「土方さん、ちなみに俺も知りやせんぜ」
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春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時