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何この顔…可愛すぎるんだけど…



私はおもわず、その可愛さに吹き出してしまった。
笑いだした私につられたのかエースも笑う。
楽しい時間を過ごしていると、オンボロ寮に着いた。



A
「じゃあね、エース」



私はエースにそう言った後、オンボロ寮の柵に手を伸ばす。



エース
「あ、ちょっと待って」



突然、腕を引っ張られたかと思うと、背中に暖かいものを感じた。

一瞬、思考が止まり、何が起こったのか理解が追いつかなかった。



エース
「俺、デュースとかグリムみたいに…人前でこういうの出来ないからさ…」



エースの声が耳元に届く。
その声が、吐息が私の頭を真っ白にした。

ただただ、両耳がものすごく熱い。
熱過ぎて全神経が耳に集中してしまう。



エース
「その…あの時のハグの代わり…」



"バグ"と聞いて、自分がどういう状態なのか分かった。
私はエースに後ろから抱きしめられていた。
そう理解した途端、私の片腕は思いっきり後ろへと引いた。

エースはその衝撃で後ろへと下がり、私は叫んだ。



A
「や、やめろ! リアコ製造機!」



今まで以上に胸が苦しい。
体全体に響くぐらいドキドキと言っている。
さっきみたいに頭が真っ白の状態の方が楽な気がした。



エース
「は? リア…」



エースと目が合った瞬間、急に恥ずかしくなり下を向いた。



A
「…もっと好きになっちゃうじゃん」



私は今、何を叫んだのか分からなかった。
でもすぐに理解してしまった。
顔が一気に熱くなるのを感じる。



あぁぁぁぁぁぁぁ!!
絶対に今の私の顔、めっちゃ赤くなってる!!



エース
「……お前もしかして照れてんの?」



エースの顔を見なくてもわかる。
あいつは今、ニヤニヤして私を見てる!



A
「じ、じゃあね! おやすみ!」



私は逃げ出すように、オンボロ寮へ入っていった。

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ダブルブェ(プロフ) - こうめさん» こうめさん、ありがとうございます! 頑張ります! (2021年2月14日 14時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - 続きを全裸待機 (2021年2月13日 23時) (レス) id: ed55d3266f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2020年12月17日 21時

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