【イナGO】雷門にいるある少女は皆の愛されキャラ!!!パート４

141.その気持ちが嬉しいです ページ11

〜in 病院〜


病院につき､自分の病室に荷物を置いてから､優一さんの病室へと向かう｡

A「ゆーいーちさーん!」

優一「あれ､Aちゃん?」

A「おはようございますっ♪」

優一「ふふ､おはよう」

私の変なテンションの挨拶に優一さんはニコッと笑い､挨拶を返してくれた｡

優一「Aちゃん､今日学校休み?」

A「まぁ､えっと､そのことでちょっとお話が...w」

私は､できるだけ笑顔で話そうとする｡

いざとなると､なんか...ね...

優一「うん､どうしたの?
あ､その前に､立ちっぱなしもアレだし､いすどーぞ」

優一さんは優しく微笑んでいすを差し出してくれた｡

A「えへへ､有難うございます」

優一さんが差し出してくれたいすに座り､少し目線を下に下げながら話し出す｡

A「本当は昨日言おうと思ってたんですけど...
私､今日から検査のためここに入院します」

優一「...そっか」

優一さんは俯き､暗い顔をする｡

A「...そ､そんな暗い顔しないで下さいよ〜w
別にたいしたことじゃないので､心配しなくても大丈夫ですよw」

私､元気なのが取り柄ですから!と笑う｡

すると､優一さんは私をぎゅっと抱きしめる｡

A「へっ!？//
ゆ､優一さん...?」

優一「......Aちゃん､無理してる」

A「...っ」

優一「俺の前では､無理しなくていいんだよ」

そう言って､優一さんは私を抱きしめる力を強める｡

やっぱり､優一さんにはなにを隠してもすぐバレちゃうなぁ...

A「ゆう､いち...さ...」

声がかすれて､弱々しくなる｡

優一「独りで抱え込まないで」

優一さんは抱きしめるのをやめ､私の顔を真剣に見つめる｡

A「え...と...
あ､有難うございますっ
でも､ホントにたいしたことじゃないので...」

そう私が言うと､優一さんはいつもの優しい顔に戻った｡

優一「うん､Aちゃんは本当に優しい子だね
そんなに心配かけたくないんだw」

A「...うっ((苦笑」

な､なんでもお見通し､か...w

A「優一さんにはかないませんね...w」

優一「ふふw」

優一さん､有難うございます

そういうこと言ってくれるだけで､私は嬉しいです｡

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