【wrwrd】怪異を呼び寄せる少し可笑しな中学生 〜四月編〜

４日目 お姉さん・お兄さん ページ4

少年「？お、俺は………」

少し躊躇いがちに言いかける少年。うん可愛い
俯いていてあんまり顔が見えないけど…初対面の人だし…ね

『無理して言わなくて良いよ？』zm「…初対面やしな。怖いと思うし」

少年「お姉さんとお兄さん……は信じても本当にいいのかが分からない…から。言えない」

ですよね！ですよねぇ！うん知ってた！

zm「そうやんなぁ…。くねくねの事は知ってる？」

少年「知ってる…くねくねの所為で…お母さんと親父は居なくなっちゃったし」

お、親父！？お父さんではなくて！？其れにお父さん達行方不明っていう事言っても泣かないんすね……！？声は小さいけど…。悲しいとは思ってるんだろうな
そりゃそうだな！親が居なくなっても悲しくないってサイコパスタじゃん

『そうなんだ…じゃあ私達と一緒にお母さん達を探そ！』

zm「そうやな！彼方にもまだ俺達以外にお兄さんが二人居るし。多分見つかるわ！」

そう言うと少年はパアッと明るい笑顔を私たちに向ける。そして元気にありがとぉ！！！！と言ってくれた。そして名前も

少年「俺はね！水棺 亜柚袮(すいかん あゆね)って言うんだ！宜しくね！Aお姉さん。望お兄さん！」

zm「望やなくてゾムでええよ。彼奴らからもそう呼ばれてるし、な？えっと…亜柚袮君」

亜「其れなら俺の事も亜柚袮って呼んで良いよ！ゾムお兄さん」

あらやだこの子達可愛いわ。お持ち帰りして良いですk((
すっかり懐いてくれたみたいだな。良かった良かった！其れにゾムと手を繋いで…あら？あららららら？手元を見ると亜柚袮の小さくて柔らかい手が。私とも手を繋いでくれてるんすか！？！？
もう私逝って良い……

『え？良いの！？私なんかと手を繋いでも…亜柚袮の手が汚れちゃうよ！？私汚いし……！！』

zm・亜「そんな事ない！」

同時に私の方を向いて言う二人。あら否定されちった☆てかまた自虐してるンゴ…
なかなか直らないな……。まあ徐々に治っていくだろ多分！

『あ、ありがと……//』

〜花外駅前〜

syp:ut「で、その子誰？/っスか？」



続くぜ！

５日目 初対面だろうと睨む→←３日目 小３よりは高かった

• 金　運: ★☆☆☆☆
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